股・戯れ言
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リヴィン・ラヴィン・東京辺境メイト(兼She's ウゼエ前向き女)

人生、四半世紀も近くなってしましたが環境変化に乏しい毎日を送っておるわけです。いい加減、ああ、やばいなぁ、と切羽詰ってきてるわけです。
というわけで何か転機が欲しいというのはここ最近よく口にしているのですが、その一環で「引越しでもしてみよーかなー」という考えがよく頭をよぎります。
昨日は職場でふと「引越しっていくらくらいかかるんだろう」と呟いてみたところ、まわりの人たちが怒涛のように
「するべきするべき!」「条件はどんな感じ?」「今の季節が一番引っ越すにはいいんだよー」「今年中に決めちゃいなさい」「フローリングは埃がたまるからやめといたほうがいい」「ふぉれんと買うべき」
などと、どっかの不動産屋の回し者か?という勢いで引越しさせようとしてきたのでした。なんかわからないけどマネージャーや別の部署の人も巻き込んで話はオオゴトに。
でもなー。別に錦糸町で生活困ってないしなぁ。会社も1時間で通勤できるしなぁ。東京駅も15分くらいでいけるしなぁ。
と、思うとどうしても2の足を踏んでしまうんだった。ま、正確には錦糸町じゃなくて深川地区、つーか東陽町ですが。終電も停まる駅だし。

というわけで条件をまとめてみた。
住む場所
●最寄駅がJR。ただし、私鉄or地下鉄も乗り入れしてる駅
●できれば終電が停まる
●錦糸町レベルのゆるさを持った所
●錦糸町レベルのゴッタ煮ぶりを持った所
●錦糸町レベルのチャリンコ文化圏な所
●錦糸町レベルの「ギリギリ東京」的切羽詰った感じの所
●でも不便はいや

あ、もちろん会社から近くなければ意味がない。
ちなみに今が家を出てから到着までぴったり60分くらいなのでせめて30〜40分くらいにならないものか。

なんて言ってたら、もう住めるところなんて蒲田くらいしかないんだよなー。
こないだも蒲田在住の友達が「私、引っ越すならここらへんか錦糸町らへん」と言ってたのでもわかる通り、同じバイブレーションの町はもう、ここしかないような。あ、北区とかのあたりにありそうだけど。そのへんでもいいんだがさ、職場のことさえなけりゃの話だが。
でもうちのアシスタント姉さんは蒲田に猛反対だ。「若い女の子が、はじめての一人暮らしに選ぶ町じゃねえ!」と。
余計なお世話だ。ま、初台とか笹塚とかに住んでりゃそう思うのもやむなしかもしれんが。

というか、引越し処女だから引越しってどれくらいマネーがかかるのかとかなんもわからないのが一番問題だ。「とりあえず、イメージ固めろ!頭に描け!」と言われて帰りに賃貸雑誌買って帰ってきたけど、イメージ膨らませてもいくらかかるのかわからなかったらなんにもならないのだった。
というわけで引越しはなんだかんだで来年?でも「思い切ったときにしないと絶対実家でダラダラしちまうぞ!!」という言葉の通りになりそうでこわい。


引越しって100万ないとできないのか?(アシスタント姐に刷り込まれた)



ところで雑誌買いに行った時に見かけたフラウとCAZの特集はヒドイね。
「泣きたくなるような恋がしたい!純愛が私を変える!」
「進め!恋のVロード 恋愛の最強ルール」
アイタタタタ。この言葉群が私の日記の一部分を占めた、という事実だけでもう頭が痛くなるな。別に槙原則之のように「恋なんてしない」とかでもなく、恋とか言ってるのキモーイとかでもないし、むしろ好きな人の話をするのは私だって大好きですよ。自分で言うのもこっ恥ずかしいが。
人の恋の話を聞くのも大好きですよ。けど、人の恋愛ってのはどうしても「聞いてて楽しい恋愛」と「聞いてて不快になる恋愛」ってのがあるんだよな。
私が不快になる恋愛ってのは、まあいろいろあるけれど(話してるそいつがいけ好かねぇってのが一番多い気がするが)
「幸福なゴールがあると信じて疑わない、やたら前向きな恋愛」
な気がする。周りから聞いてりゃ絶望的な状況を含めて、どんな困難な状況も自分に都合よく曲解して「でも〜だから私は幸せ!」みたいな感じのやつとか、幸福なゴールってのが小坂明子の「あなた」ばりの結婚だったりするやつだ。前向きに進めば万事快調っつう感じの恋愛は、イイのかもしれないが延々と聞かされるとつらい。さも自分が月9の主人公のように語られた日にはどうしたらいいものかと。「元気」「ポジティブ」なんてオプションつけなくていいってのに。
悩みばっかりウジウジ言ってる恋愛話もつらいが、ちょっと脳内入っちゃってるような前向き恋愛より全然いいよ。
まあ、実際のところは私に関係しなければいいんだけどさ。
前述の2雑誌は「おせーておせーてみんなの恋愛履歴書」みたいなことを載せちゃったりしていて、チラっと見てみたらホントにビックリするくらい「やたら前向きな私の恋愛」告白が「ペンネーム:いるか(27歳OL)」みたいな調子で書いてあるんだった。
それを必死で読む女の人を見た時は、なんか哀しくなったな。なんかの参考になるのかな、と。

前のアソアソSEX特集のときに掲示板にちらっと書いたんだけど、「恋するセックス」だか「恋に効くセックス」だかの特集なんかより、本当に必要なのは「恋しないセックス」や「恋に効かないセックス」をあなたはしてるんじゃねえの?ということだと思う。アンタが前向きに「コレ、恋に効いてる!これをしてることで私の恋も成就!」と思い込んでるセックスが、実は単なる男の肉欲相手だったっつーことのほうが多いわけだし。
ソレと一緒で泣きたくなるような恋より泣かされる恋のほうが世の中にはよっぽど多いし、恋愛ルールなんてのはVロードどころか破ったり破られたりで失格になることのほうが多々あるわけだ。
まあ、あんまりそういうことに興味持ちすぎると女性週刊誌レベルの下世話な人間性に繋がりかねないが。にしても恋愛至上主義を高らかに謳うのはどうかな。隠れ蓑なんじゃないのか?とまで思ってしまうよ。
だって「肉体関係のある純愛」「よいエクスタシーが純愛を育てる!」ってなんだよそりゃ。女性週刊誌(というか「微笑」)と変わらないヨ。

また話がまとまらなくなってきたのであれだが、なんつーかセックスでも恋愛でも魅力的な人間のしていることは全部許せちゃうんだよな私は。
魅力的な人間が純愛してるときけばそれ以上言うまい。
魅力的な人間のセックスは早漏だろうと不感症だろうときっと魅力的だ。恋にきくかどうかはしらんけど。

つまり世の中はたいしたことないのに自分のこと魅力的だと思ってる人間ばかりが目立ちたがる、ってこと。


ああ、「マジック・カーペット・ライド」の話書きたかったけど次回!


追記
http://www.mainichi.co.jp/life/women/watch/02/1.html

>「彼とのシャワーはときめきの前戯」

(苦笑)というか。
2003年10月17日(金)

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