おーくせんまんっ、あ、億千万の人食いヅォンドゥー |
エキゾチック・ジャパーンスネークセンターに行ってきた時の話。 ってこれは土曜のことなので日記内時系列が大分狂ってきましたが。 浅草からちっとも速くない特急・りょうもう号に乗って群馬は赤城山に程近い藪塚というところへ。 駅前にはいきなり「てつまん」という看板の店が。なんだよ「てつまん」って。鋼鉄の処女かよ。群馬でアイアンメイデン、つかエディーin群馬!
別にこのエディたんの看板があったわけではない。
畑の合間を縫って歩いていくと「ヘビセン」というパネルが見えた。なぜか「ター」がない。山の中にあるらしい。「ヘビの王国へようこそ」というゲートをくぐると信じられないくらいきつい坂が!頼むから平地に作ってくれよ。なんとか登りきって入り口に辿り着く。いきなりヘビのおもちゃが売りまくり。まだ園内に入ってないというのに。 園内に入ると、まずはヘビセンター版高崎観音(群馬だけに)という趣の「白蛇観音」がお出迎え。白い塗装がところどころ剥げている。「お賽銭を上げると幸福の鐘が鳴ります」と書いてあり、友達がおそるおそるお賽銭を投げたんだが見事に無音。 幸せの鐘が鳴り響いたら私も悲しい振りをせねばならんなぁ、と思ってたが鳴り響きもせずひたすら哀しいのみ。鳴ったところで悲しいんだけど、あまりに寂れてて。 白蛇神社という小さな社もあったけど、屋根が壊れてたからな。せめてペンキ塗り直してやって! そして雨が降ったりヒールだったりしたら絶対にこけるだろうという程の急な坂を下ってアオダイショウの池鑑賞。草むらを必死に探すもいやしねえ。と思ったら、池から飛び出している電柱や木の枝に巻きついていた。怖ぇ〜逃げ出してもわかんないだろう、これ。ただでさえ草ボウボウの「え?この山丸ごとヘビの放し飼い区域?」って感じのところなのに。 そんなことを考えつつ大蛇温室。これがまた薄暗くて、人の気配皆無(物音がするとビクッとする)で怖いったらありゃしない。蛍光灯はチカチカしているし。ガラス越しに大蛇がいることはいるんだが、皆基本的には動かない。うんこのようにとぐろを巻いてるのみ。かろうじて呼吸で腹が動いてるのを見て生きてると確認できるくらいだ。 こないだの「「藤岡弘の探検隊第2弾!ベトナム奥地ラオス国境密林地帯に呪われた竜の使い人食いヅォンドゥーは実在した!」 で人食い大蛇ヅォンドゥー呼ばわりされていたビルマニシキヘビもうんこ状態で寝ておられましたよ。無毒蛇だったしな。 一番おもしろかったのがアフリカニシキヘビのダーナちゃん。なんでも元々はペットだったらしいんだが、飼い主が入間川に連れて行ったときに逃亡して捕獲された大蛇なんだと。(くわしいニュースソースはコチラ)しかもアフリカニシキヘビってケニヤ人呑みこんだりするらしいよ、あと淫蛇なんだとよ。古事記に出てくる神様(美しい娘を見ると蛇にばけて厠に侵入とかばかり)ばりだな。ちなみに淫蛇と書いて「エロヘビ」と読むそうで。 そんなのを家から連れ出すなっての。
続きはのちほど。
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2003年04月29日(火)
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