紅白のトリだって五木ひろしがつんくの歌を歌う時代なのだから |
昨日の続き。健康ランドでの話。 風呂も極楽だったし、ビール飲んでグースカ寝たのも気持ちよかったんだけども一番の見所だったのが食事処。でかい宴会場みたいなとこなんだけど、舞台にカラオケセットがあって一曲200円くらいでおじぃやおばぁが「せ、戦前の曲?」みたいな曲とか演歌なんかを歌うわけですよ。 これがまた、中高年のウケ狙い自意識過剰披露大会な場所。出てくる人出てくる人皆おどけるたりしてて、NHKの「のど自慢」の生の会場ってこんな感じなんだろうなーと思った。いや、のど自慢ほどメジャーじゃないな、千葉テレビのこれとかこれレベルだ。いまどき夏木ゆたかって・・・と思われるが、ホントに夏木ゆたかがワン&オンリーで抜擢されるような場だった、健康ランドカラオケ大会。 まぁ「のど自慢」で「おどける」といえば、見てる側は「おさむい」と感じるのが定番なんだけど、寒いものも限度を超えると笑えてしょうがないもんだ。笑うしかないというのとはやや異なるんだが。 もうとにかくみんなヘタ。それもジャイアン的下手っぷり全開が多めなんだこれが。ほんと耳障りなくらいデケエ声出してるのに、「照れるナァ」とか言って顔をタオルで巻いてやんの。それはアル中のジジいだったんだけど、全体的にジジイは痩せ型/アル中/入院歴アリ(どっか体悪そうだった)でババアはものすごいデブ/タバコ吸いすぎという感じだった。とりわけバアさんたちは、健康ランドの室内着がムームーなのでハワイ系力士の母親と言っても違和感がなかった。 その小錦の母親的キャラのオバサンが歌っているときに、全然知り合いでもなんでもない入院系アル中ジジイがバスタオルを持って舞台にあがり、梅沢富美男の女形踊りを始めたのにはビックリした。文字通り乱入って感じで。 それなのに歌ってるオバサンは無関心なまま歌い続けていたがあれが普通なの?わかんねぇ。 そのジジイはその後もたびたび乱入して、女形踊りを懲りずに披露してたが(時に、全然知らない子供を抱きかかえてその子供を中心に女形踊りをしてた。子供はチビ玉のつもりだったらしい)乱入する曲としない曲があったので友達と 「あのジジイはきっと確変の時に出てくるキャラクターのようなものなんだ」 と理解する事にした。 あと中村梅雀激似のおじさんがノリノリで「お祭りさわぎ」という曲を熱唱していたが演歌でも戦前の曲でもなかったので驚くほど反応がうすかった。というかゼロ。もちろん確変おじさんも出てこない。 なんか80年代以上の曲は歌ってはいけないという暗黙の了解があったようだ。 ってそもそも「お祭りさわぎ」っていつの曲だ。ニック・ニューサって人が歌ってたことしかぐぐれなかったよ。
中村梅雀、こんな顔なのに大河ドラマで「俺ら若い衆は〜」とか言ってた。
そんな調子でひっきりなしに舞台には人が上がり続けてたんだけど、こんなにオレがわたしが〜な人が多いんだったらモー娘。オーディションみたいなことを中高年向けで広くやったらいいんじゃないのかと思った。 セールスには結びつかないかもしれないが、「アサヤン」ならぬ「ユウアダ(夕暮れアダルト)」で。川平慈英のナレーションは(あ、松尾キッチュだっけ?)夏木ゆたか、振り付け担当は夏まゆみではなく梅沢富美男。寺合宿もやって欲しいなー寺っつうか温泉地みたいなとこで、そのときのスペシャルゲストは船越英一郎とか。絶対にないけれど「俺たちのwell歌夢」がゴールデン進出になったらやってほしい企画だ。今夜大決定スペシャルはモー娘。と同じみのもんたでいいしね。なんならオバサンだけじゃなくて、ジジイで「男子ボーカリストオーディション」やってもいいくらいだ。目指せ中高年のケミストリー。
この日の話はまだまだあるのだが明日書くことにしよう。
閑話休題。 今日は近所で中古CDを買い漁り。一枚単価500円くらいだったもんで13枚買って7000円だったよ。 あまりに安かったのでトリッキーとか買ったけど、結構いいもんだね。なんかポーティスヘッドとかマッシブアタックをもう一度聴きたくなった。 あとダウンセットの一枚目、金に困ったときに売ってしまったんだけど300円で見つけたので再び入手。かっこよすぎる!この時期はどっちかというとバイオハザードとかシック・オブ・イット・オールがイイ!と思ってたんだけどなんでそんな偏った聴き方していたのか悔やむ。あとバッドレリジョンの最悪時期脱出アルバムとか、ボニーピンクとかゴーバンズとか。 そしてマッハトリガーの時に「絶対買い!」と勧められたSUM41!!最高すぎました。なんで聴いてなかったんだろうってアルバム。この感触は久々だなぁ。12曲で30分弱というのもよい。伊達にPVにケリー・キング出演してないね。 あーまた中古CD買いまくりたい。中古屋めぐりたい。
|
2003年03月02日(日)
|
|