若年結婚の女王(&関西周遊記その弐 奈良編パート1) |
宇多田ヒカル19歳/その男(名前知らない)34歳 安達祐実 21歳/黒田アーサー 40歳
「幼少時からの天才」「年の離れた恋愛発覚」など共通するところがありまくりなのに、なぜこんなに違うかなこの2組。宇多田ヒカルなんかちっともおもしろくないだろ、オズの魔法使いカップルの方がずっとおもしろいけどなー。まー所詮どちらも三船美佳にはかないやしないんだが。どちらも以前に誰もかないやしないのか。 しかし宇多田ヒカルってほんとにつまらない女だなーカメラマンの男とか聞いて「案の定」な感じしたし。女子大出て家事手伝いやってて銀行員と結婚と変わらないくらい案の定。「え!?お見合い結婚だったの?」とすら思った。できちゃった結婚でもないらしいしな。できちゃった婚のほうがまだ救いがあるくらいだ。 で、親が「あの子(ひかる)は同年代の子より精神年齢が10才くらい高いから〜」なんてアホなことをぬかしていたが、その点でも祐実に負けてるな。祐実は10才くらいの時点でババア顔とか言われてたし。 祐実は期待に応えてか(?)誕生日パーティーみたいなとこでイイ妻になります的な発言してた。西田ひかるバースデーパーティーの流れも汲んでるとこがまたよろしい。 前に宇多田ひかるの順風満帆ぶりは若貴ブームの頃の貴花田(貴乃花ではない)に似てるなーと思ったことがあったんだけど、このカメラマンの男も河野景子くらい食わせ物だったら祐実に巻き返しができるんではなかろうか。 なんつて。
さて関西周遊日記。 9月4日(水) 朝ホテルをチェックアウトして近鉄難波駅へ。 乗る予定の電車まで時間があったのでなんばウォークで暇つぶし。これ、ちょうど栄の地下街みたいな感じのとこだったがとにかく長い!端まで行ってみようかと思ったけどとてもじゃないがたどり着けなさそうなんで途中で退散。でもきっと地下都市名古屋のほうが長いんだろう。それに比べて東京って地下都市が発達してないな。なぜだ? 斑鳩・奈良1dayチケットを購入し、とりあえず大和西大寺駅へ。生駒山に登る途中で見える大阪の風景はなかなかよかった。 で、この大和西大寺駅で人と待ち合わせ。この人というのが、実は私の家から5分圏内に住んでるみほぎさんでございました。みほぎは前日まで京都を回っていたのであった。いや、いつも「イーストの噴水で待ってて」とか「うちの下に来てよ」とかいう感じで会ってる人とこんなにも遠く離れた地で落ち合うとは不思議。前日京都市内を20キロチャリンコで激走したみほぎさんであったがこの日もチャリで激走してもらった。 とりあえず大和郡山っつうところへ。そこからバスに乗って(1時間に1本あるかないか、な上に乗客は我々2名のみ)法隆寺にたどり着く。 この法隆寺が、嗚呼厩戸ゆかりの・・・などと感慨に浸る余裕すら与えてくれない、われわれの想像を絶する地獄地帯なのだった。 とにかく暑い!!!これに尽きる。久々に空気が揺れてる(?)(暑さでぼやけるっていうか、なんて表現したらいいんだろう)光景を見たような。陽炎っつうのかな?ソレ。風のひとつやふたつ吹けばまだいいものの、それすらも裏切る無風状態。そんな最悪コンディションだっつうのに日陰もなけりゃマイナスイオンを感じられる個所もないってどういうことよ? で、法隆寺ってひたすら歩くのだよね。暑さに拍車をかけるのであった。 しかしやっぱり厩戸ゆかりの場所なだけあって感慨深いのには間違いなし。まぁ法隆寺行き終わった後梅原猛の「隠された十字架」読んだりして、そら順番が違うじゃねえかあんさんと自分で思ったりしたわけだが。 印象的だったこと ●不動明王の顔が長門裕之に似ていた(みほぎ発言) ●帝釈天の顔が関西のおじさん(阪神ヅラ)ぽかった。 ●日本の大仏は日本人的体型の鍛えてないデブ感がある(→ふくよか) タイで見た大仏(って言わないのかな)は細かったあたりタイ人体型なんだろう ●聖徳太子の肖像画とか銅像、木像なんかはちょっと気の毒なくらいいい加減 (特に馬に乗ってる絵。デッサン狂いすぎ) なんていうふざけた話はともかくとしてもやっぱり夢違観音や百済観音にはうっとりとしたな。今で言うところのフィギュアみたいなもんなんですかね。観音様にこういう言い方は失礼だが。むしろ観音様はもっと生身なアイドルで観音像というのはテレビみたいな感じだったのかとも思う。 その後、夢殿へ。「あーこの中で厩戸はせんずりしながら布都姫殺そうって誓ったんだね」とか思う。それよりも中に安置してあった道詮律師の塑像というのがさっきまでの観音像・仏像とは打って変わってリアルすぎ。即身仏なのかとまで思った。
法隆寺の門前で梅そばを食べた。ウマー。500円は安い。 借りたチャリンコで周辺も散策。中宮寺で半跏思惟像を見ようと思ったんだが全然中宮寺に辿り着けないと言う非常事態発生。周辺をウロウロと回ってしまった。で、やっとの思いで辿り着いたと思ったら(入り口夢殿の横だった)拝観料が別途でかかるというので断念。法隆寺の拝観料1000円だって高いっつうのにさ。 斑鳩の塔は制覇するぜい、とチャリンコで法輪寺、法起寺も回ったがどっちもこれまた拝観料が高くつくので中に入るのはやめておいた。 でも古墳群らしきものは沢山見れたし、最後に藤ノ木古墳も見た。民家の中の裏山状態だったが。じいさんが焚き火起こしてたりしてたが。
そんな中、サイクリングしながら考えついた俳句(正岡子規にあやかって) 「拝観料 泣かされつづけた 法隆寺」
奈良編パート2へ続く
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2002年09月09日(月)
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