もともとが妄想タイプの人間なので、時間が経つにつれて、非現実的なことを考えている。 溝から宇宙にするりと滑り抜けたチビタは、ライカ犬みたいに宇宙服を着ている。 どうにか入り込んだ小部屋に鍵がかかって、ひとりでしょんぼりしている。 そんなことを考えてトナー交換をするから、意味もなくトナーを振って、残粉を頭からかぶったり、料理していると、みそ汁に、半カップの酒をどぼどぼと注いでしまったりする。