「ただならぬ午睡」という江國香織編の恋愛小説アンソロジーを読んだ。 恋愛アンソロジーなのに、私にはどれひとつ恋愛小説に思えなかった。 チェーホフの「かわいい女」が一番すき。 愛さずには生きてはいけない女、愛すると愛しすぎて自分がなくなる女。 女の性が若い頃はかわいくて、年をとると哀しい。
金曜は同じフロアで働いていたHさんが退職するため、最後の日。 午後からは社内の挨拶回りで大変そうだった。 泣きながら帰ってくるのでどうしたのかと思ったら、お兄ちゃん肌のドイツ人社員に、色々と説教をされたもよう。 つまるところ、次にすることをしっかり決めてから会社を辞めるのでないとだめだ、とこんこんと言われたと。 それはそうなんだけど、どこかで踏ん切りをつけて辞めたいという気持ちもすごくよくわかる。 初めて会社を辞めるときは、いろいろと不安に違いない。 来月も送別会があってまた会うんだけど、なんとなく名残惜しくて、オフィスを出た後、疲れたHさんを無理やりお茶に誘ってあれこれ話した。 楽しかったけど、ほんと疲れていただろうに、申し訳なかったな。
おじゃるは前から「専業主夫になりたい」と言っていたけど、冗談だろうと思っていたら結構本気らしい。 仕事をえらく頑張っているので、社会的地位を得たいタイプなんだと思っていたが、「専業主夫になったら、専業主夫の一番になりたい」ということで、自分がいる環境で頑張りたいらしい。 まー私が専業主婦になるよりも、彼が家事に打ち込んでいる姿のほうが想像しやすいしね。 ボスの住んでいるマンションには、妻の海外転勤についてきて、日本で専業主夫やっている夫が何人もいるそう。 かくいうボスの息子も、奥さんが仕事で飛び回っていて、息子さんが仕事を辞めて育児に専念している。 私もいつか家族を養えるくらい稼げるようになったらいいんだけどなー。無理だな。
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