Mさんから、役員ラテン妻Kさんの友達で変わった女性の話をきいた。 彼女の名前はキャサリン(近いけど仮名)。 正真正銘の日本人だけど、日本人が大嫌いで日本人の友達がひとりもいない。 日本名も名乗りたくなくて苗字は夫のを使っているが、下の名前は「キャサリン」に改名したそう。
彼女は外国語を喋らないけど、ラテン妻Kさんの家にしょっちゅう遊びに来るよう。 かといって話すわけでもなく、「お元気?」という質問にかろうじて「イエース」と答えるくらいで、後は無言。 そのくせ、Kさんが穴あきジーパンで出迎えると「ハイソな家庭の人間の履くものじゃない。着替えなさい」と伝えてくるという。 そのキャサリン、鞄にはいつもすごい数の札束が入っていて、Kさんに見せてくるそうだ。 「日本人の金持ちはわけがわからない」というラテン妻の感想だったけど。
その話を聞いて、イギリスに1ヶ月いたとき(高校時代!)、小さなオックスフォードの町で評判だった、眉まで金髪に染めている日本人女性を思いだした。 当時カラーリングが今ほどポピュラーじゃなかったから、よく覚えてる。 彼女も日本人が大嫌いでイギリス人になりたいと周囲に言っていた。
こういうひとの話を聞くと、なんだかいやに想像が膨らんでしまう。 だんなには間違いなく愛人がいるだろう、とか。 これも「人の不幸は蜜の味」というやつかしらん? 自分(の属性)が心底嫌いっていうのは間違いなく第一級の不幸だから。
|