もんすん日記

2003年08月28日(木) パニクルー

面接も終わったし〜と思って、午前10時ごろまでいぎたなく寝ていたら、派遣会社から電話。
昨日面接してくれた社長がもう一度話したいから来るように、ということらしい。
とりあえず何もなかったのでパニクりながらも、5時のアポに駆けつける。
今日はいつもの派遣の営業の人に加えて、同じ会社の東京からきている女性上司も一緒だった。
この人が気さくなよく喋る人で、数分の会話の中で、もう彼女が結婚して子供がいることや、結婚までずっと実家に住んでいて、今は実家のお母さんに子供さんを預けていることまで教えてもらった。

面接では、社長に
「なんで呼ばれたかわかる?タイだったんだよ。タイって意味わかる?」
なんか今日は妙にパニクルーだった私は
「タ、タ、タ、タイアップのタイですか?」
と意味不明なことを言ってしまった。
まあ予想通りもう一人の候補と迷っているらしく、もう一度面接したかったのだと。
嬉しい、いやまずい。予想外。いや、正社員の可能性もある仕事なのでラッキーなんだな。でもOKもらってる会社もすごく雰囲気いいし。でもここまで来てるし。
と心の中でせめぎあい。

社長は特に聞きたいこともなかったらしく、追加で質問と自己PRがあったら言っていいよとおっしゃる。
きのう散々聞いたのでもう何もネタがないんだけど、それでも必死に考えて事業内容などの質問をした。
自己PRももうないので、「御社でよい仕事ができると信じています」と一言だけ。

数秒の沈黙ののち、社長
「よし、君にしよう」
と唐突におっしゃった。
何せ今日はパニクルーなので、私も数秒ぼけっとしてやっと気が付き、
「え?え?今私にするっておっしゃいました?」と確認。
「うん、まずは Congratulations!!
と言った社長のこにこ顔にえらい感動してしまった。

派遣会社の人にもおめでとうを言われ、プチ祝賀ムード。
9月1日から仕事をはじめることになる。

選ばれたことは非常に嬉しいが、まずい。まずい。まずい。
絶対こっち落ちると思ったので、何の迷いもなく前に決まった仕事も9月1日はじまりで手はずは整っている。

早速ヘッドハンターおじゃる丸と妹に電話して、どちらで働くべきか相談。
どっちも今ごろ断ったら殺されそう。
私が派遣会社だったらころす。
既に決まっていた外資は働きやすさでは定評があるらしい。
私のボスになる人の印象もすごく良かった。
時給は今日の仕事のほうが高いが、プレッシャーも大きそうだ。
妹は時給と残業代の計算までしてくれた。

熟考の結果、結局今日面接してくれた会社で働くことに決めた。
もう一人の候補の人は、この仕事にぴったりの経歴とスキルだったそうだが、社長も秘書の方も、私の将来性に期待する、と言ってくれたそう。

早いうちにもう一方に断りの電話をいれようと、派遣会社に電話すると、もう終業時間とのことで、とりあえずメールを入れておいた。
あ〜今日は眠れないな。
この選択が正しいのかわからないが、久しぶりの仕事、がんばろう。


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