もんすん日記

2003年05月14日(水) 一ヶ月一週間

気が付けば、ウイーンに来てからはや一ヶ月と一週間。一ヶ月もひとところにいると、町に慣れて人がやさしく見えてくる。店員さんやいつも顔をみかける人と話すようになる。食べ物をおまけしてくれたり、個人的なことを話すようになって嬉しい。旅で訪れて1、2日いいところだけ見て帰るのもいいけど、長く滞在すると町がゆっくりなじんできていいものだな。
ドイツ語にもそれなりに慣れてきた。エバに私のヒアリング力がひどくて、通りや店での話が理解できない、というと「そういうときはね、私は外国人だからもっとゆっくりしゃべってよ!って言うのよ。私もオランダで何度も苦労したわ〜」と言ってくれた。彼女はドイツ語、スロバキア語、ロシア語、チェコ語、オランダ語を話せる。いいなあ・・・

シェリルとスビドラナ、今週から同じクラスのトロントのキャロライン、トルコのトバ、あきちゃんに別のクラスの音楽の先生も誘って、久々に大勢で昼食を食べた。キャロラインはえらいスタイルがよくてきれいだと思ったら、モデル出身だった。モデル出身で、現在はマーケティングマネージャー、一ヶ月の休暇はウイーンで語学勉強って、完璧すぎるわ。

昨日は3時ごろから急に雨が降り出して気温がぐっと下がった。朝までは暑い暑いと思っていたので冗談みたいな気温の変化だ。これがウイーンか。なんか変な音がするな?と思ったら雹だった。すごいでっかい氷の塊が空からぼんぼん降ってくるので、一瞬自分の目を疑ったが、まぎれもない自然現象だった。バスに乗っても通りが洪水状態なので、しばらくバスも動けなかった。中には靴を脱いでバスから脱出する人もいた。あんな雹ははじめてみた。外に止めてあった車がけっこうやられたらしい。おでこなどに当たって3人が負傷した、と今日先生が言っていた。

夜はベドラナと「ボウリングフォーコロンバイン」を見に行く。私は二回目。音声は英語のままでドイツ語の字幕、と受け付けの人はいってたけど、ナレーションは全部ドイツ語に吹きかえられていた。一回見てなかったら、意味不明のはず。オーストリア人は全然面白くないところでも笑うので、これまた意味不明。

服がほしいけど、ウイーンはほんとにいい服がない。若者はみんなジーンズにジージャンを着ている。
見るもの全部ほしいと思った、パリのおしゃれ地区(名前忘れた)も一回行きたい。

今日はトバがトルコの雑誌を持ってきていろいろ見せてくれたけど、私は体の調子が悪く、いまいち反応が鈍かったように思う。こういうときほんと申し訳ない。自分に対して何かをしてくれようとする人には、もっともっとたくさんのものを返したい。
トルコの女の子はかわいくてすき。


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