もんすん日記

2003年02月25日(火) 40分 / 殺処分

マルコブルーノさんの本を読んでいると、オーストリアという小さな国で、動物たちがどれだけかけがえのない命として扱われているか、よく理解できる。
翻って、もう日本人でいることが本当に本当にいやんなる。毎年600,000万匹以上もの犬や猫が保険所の炭酸ガスで10分以上も苦しめられ殺されている一方で、ペット産業は大盛況。で、飽きたら捨てる。今はチワワが流行りなんでしょ?こういうことに鈍感で無関心な人にも、正直言って腹が立つ。これについては、また本を読み終わったら書こうと思います。

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今週は職訓のクラス全員が40分インストラクションをする日。
一応、これが義務的なインストラクションの最後で、あとは選ばれた3人が、無料公開講座で一般の方々に講義をするのです。(もちろん、みんなこれだけは避けたい)

私は昨日、「今日インストやりたいです」と立候補していたので(早く済ませた
く)、昨晩は必死で進行表を仕上げ、ふとんの中でぶつぶつと一人エクセルの授業を進めていた。
案外簡単な操作の言い回しが難しく、ネットであれこれパクッてパくり授業にしようと思ったが、やはり他人様の頭で考えた文章はしっくり言い切れない。結局、布団の中で鉛筆でしこしこ書き直したりしていた。

インストラクションの授業には、メイン講師のほかに、サブ講師も二人ついて生徒の進行状況をチェックしたり、個別で質問に対応したりする。一応、一般の初心者に授業していると仮定するので、クラスの生徒同士で、「隣とおしゃべりする役」「だめ生徒の役」「聞いてない人の役」なども割り振っていて、面白い。先生までも(職訓の本当の先生)、わざとできないフリをして、サブに質問を振ってくるのでおちおちボーっとしていられない。

昨日はサブをつとめたが、一緒にサブ役をやった女の子が面白くて、だめ生徒役の席まで行って個別指導したあと、私に「あの人、要注意です」と小声で耳打ちする演技までしてくれた。
途中、先生の靴が半分脱げていて「これも演技?」としばし迷ったが、あとで聞くと、あれは自然体だったらしく、いらんことを聞いてしもうた

今日の私のメイン講師ぶりはというと、案の定、アホのように緊張したが、初めてしっかりと進行表をつくって「ふとんリハーサル」を行なったおかげで、今までほどはつまづかずにすんだ。でも、やってるときはいっぱいいっぱいで気づかないが、あとでみんなからのコメント表を見てみると、「プロジェクタのズーム画面を使っていなかった」し、「説明するためにキーボードを高く上げて見せたのにどのキーを使うか説明していなかった」し、かなりヌケ作なかんじだった。
そして、「笑顔が出ていて良いです」と好意的な書き方をしてくれたが、どうも私はニヤニヤしていたみたいだ
ともかく、終わってよかったよかった。

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最近のぱんちゃんは、えさを食器に盛っても、他の二匹がすぐに飛んできて食べるのに、遠くにいたままじーーっとこっちを見ている。
そうしたら私が食器を持ってくるのを知っているからなんだけど、小憎らしい。
自分のことを美人だとわかっていて、男にかしづかせている生意気な女のようではないか。(私はもてない男役かい!)

ヨーロッパ行きのキャセイ便、ラッキーなことに最後の一枚が取れた〜!
ありがとう「成功する留学」のKさん!


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