2002年06月17日(月) |
TIBET TIBET |
何もない日は何もないのに、何かある日はいっぺんいやってくる今日この頃。
koriwaさんに誘ってもろて京都メトロへ出かけたTIBET TIBETは、素晴らしい作品だった。(最近koriwaさんのおすすめは大当たりが多い気がする。)今まで拷問や虐殺といった点でしか報道を知らず、「なんだかとても恐ろしいことがおこっている」というくらいの認識でしかなかったチベットの歴史や実像がよくわかった一日だった。特にチベットには現在600万人のチベット人に対し、700万人の中国人が移住してきたという事実には驚きだ。 作品を撮った金森さんは在日3世で、韓国、ネパール、インド、チベットから帰還した後の彼の「在日」に対する受け止め方も、自分にとって大いに学ぶところがあった。 しかしダライラマ14世という人は顔は普通のおじさんに見えるけど、話している内容は素晴らしいね。「虫は殺す優しい白人女性」の話なんて、とても共感してしまった。「やろうかやるまいか迷ったときはやってみなさい。やってみて間違っていると気づいたらやめればいい」という言葉もずっしり響く。一緒に見たHじさんと、かえりキリスト教と仏教について話ながら帰った。
ダライラマと美輪明弘の本は読んでおきたい。
映画の前に茨木によって、久々にフィリップ殿下と昼食。彼のルームメイトが、ときどき怪しい秘密のショーを見にいっているらしい。SMなんてなまやさしいもんじゃなくて、黒魔術的な儀式、女性の口や手を実際に針で縫ったり血を飲んだりする見世物らしい(気持ち悪くてすみません)。殿下も最初は写真を見てうそに決まっている、と主張したらしいが、ルームメイトによると実際やっているらしく、聞くだけでも鳥肌ものだった。そんなの犯罪に当たらないの? (この男は観客として女をひっかけるためにショーにいくらしい。実際すごく簡単に誘えるとか)そんな村上龍で松浦理恵子でXファイルなショーを実際にやっている人たちが、大阪にいるなんて、想像しただけでも気色悪い。げーーーーーーー。
ていうか、ダライラマの後にこんな話し書いてすいません。
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