もんすん日記

2002年01月03日(木) バイオエシックス

1月3日。あまりにだらだらしすぎて、鬱気分になってきたので、年明けやらないかんことを書き出したりしていた。ああ貧乏性。

神戸市の企業誘致に関して、市と話をするために(代表がするんだけど)、海外の団体に色々お願いすることがあって、英文レターを作成しないけない。が、1週間ほど英語にふれてなかったのでアレルギーぎみ。英語の得意な人教えて手伝ってほしい〜。ほんとはもっと勉強してから物申さなくてはならず、いつも中途半端な付け焼刃の知識しかないのが、こころ苦しいんだけど。

Kさんに薦められて読んだバイオエシックスに関する論文がとても勉強になった。特に欧米の動物実験の歴史は、もっとつっこんで調べてみたい。そうなんだよね、キリスト教ってもともと「人間中心主義」だから胡散臭い。宗教でいえば、本来の仏教の考えが(手塚治虫ブッダの世界)一番すんなり理解できるんだけど、お寺でも「女人禁制」とか「畜生を寺にあげてはいけない」などとする、糞ボケウンコ(失礼)な戒律があったりして、おかしいと思う。本来は人間と自然の境界がもっと曖昧ではないのか?得度したOさんでさえ首をかしげていた。

それはそうとバイオエシックス。実はこの言葉、しらんかった・・・・。がこれからとても大事になってくる考えかただと思う。遺伝子組換えとか豚の臓器移植とかの問題もからんでくるし。

彼女の論文で引用されていたが一節。

「残念ながら、国際学会の評価が国内の評価を左右するという「文化的」伝統を持つ日本においては、欧米誌に研究論文が受け付けられることが大切である。この問題に対して、理性や論理を無視した素人の感情論に左右されるべきではない、とか日本的な倫理観を欧米に堂々と主張すべきだというレベルの意見では対応できない。重要な点は、欧米においては、動物実験反対運動に、研究者が過敏に反応しているのではなく、動物福祉運動に賛同する医学研究者が決して少数派でないことである。研究者をも包含した欧米の幅広い動物保護活動の実態を理解すべきである。西は西、東は東、とする硬直した考え方では、国際活動はできない。」(「実験動物入門」代表中野健司著・川島書店p24) 

とにかく日本という国は無駄があまりに多すぎる。気がする。
動物実験に関してもわたしはどちらかというと、「医療に関してはある程度仕方ない」と思っていたが、医学部でさえこれほどの倫理教育の不足と無駄を見せられると、心配にさえなってくる。確かにいまのところ、情報を海外に頼るしかないかなあ。

ふあー明日仕事だ。うぜーーうざすぎる。半ドンにしてほしいので、朝社長にお願いしてみようっと。

妹とは何故会うたびに喧嘩してしまうのか。しかも喧嘩の理由が
「わたしの友達はあんたの友達よりカワイイ」とかいうしょうもないもの。
お互いに成長しませんわ。


 < 過去  INDEX  未来 >


もんすん [MAIL]

My追加