ある大学院生の日記

2006年02月04日(土) スノーシュー

むかーし遊びに行ったことのある乳頭温泉郷でスノーシューツアーがあるというので、JRのパックを使っていってみました。朝からこまちに乗って田沢湖で降り、路線バスに乗り換えて50分ほどいくと、国民休暇村田沢湖高原に着きます。バスを降りるとさらさらの雪が積もっていて、足で蹴るとさらさらと吹き飛んでいくようです。そこでガイドさんをお願いして、3時間ばかりスノーシューをやってみました。西洋ガンジキ、というやつですが、たしかにそのままだとずるずると埋もれてしまう雪の中ではなかなか協力です。とはいっても、さすがに雪質がふわふわとすばらしいので、やっぱり埋もれてしまい、スノーシューを使ってもそんなにらくらくというわけでもありませんでした。なにもないよりはよほどらくらくですが。かつてのスキー場を横切り、小さな尾根沢をうろうろし、簡単な雪除け・ベンチを作って休息しつつ、ブナや桜の林を散歩しました。タラの芽の蕾などがついていて、極寒ながらも芽生えの兆しがあちこちにありました。柔らかな雪の表面にブナの林の影がさす光景はすばらしいものでした。

帰ってから一眠りして食事ですが、ここの食事はバイキング形式ながらなかなか手が込んでいて、山の芋鍋などはたいへんおいしうございました。あきたこまちもよろしいようで。ご飯の後は温泉ですが、この露天風呂から雪のブナ林をみることができて、えらく寒いのですがなかなかよい光景でした。秘湯っぽさがそんなに強調されていなくてよろしかったのではないかとおもいますです。

写真はこちら。


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