ある大学院生の日記

2006年02月01日(水) セミナ

富山大学に御呼ばれしたのでセミナーに行ってきました。話す内容はこの前といっしょなので、おんなじようなコメントを受けたり、新たなコメントを受けたりして、なかなか刺激的でした。懇親会でいただいた「勝駒」もよかったですが(どういう比較だ)。富山といえば銀盤立山も有名ですけど。

さて、富山には東京から上越新幹線に乗って越後湯沢で降り、金沢行きの特急に乗り換えて行くのですが、高崎を過ぎた辺りまではそれほどでもなかった窓外の雪が、トンネルを抜けるとどーんと増えます。これが「国境の長いトンネルを抜けると雪国」ってやつか……、とおもったところで、「国境のトンネルを抜けると雪国であった」だっけ、「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった」だっけ、どっちだっけー、というのを新幹線の中でちょと考えてしまいました。確かこのトンネルは清水トンネルのことなのよね、とかいうどうでもいい名前は思い出すんですけども。ついでに2文目はなんだったっけ、「夜の底が白くなった」だっけ、光るんだっけ、なんだっけ、というのも気にかかりだしました。なんだっけ。

ま、「雪国」自体を読んだことがないのでわかんないのも当然ですけど。調べようにも手許にないし。こうやって日本人の教養は失われていくんでしょうか(なんのこっちゃ)?

軽く検索してみたら、この冒頭の一文の読み方をめぐって論争(?)があるんですなあ。ははあ。


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