2003年05月09日(金) |
限界賃金率とはなにか |
どうにもこうにもやる気が起きず(研究で名を売ろうという煩悩が消えた),ぼけぼけとして英語を読む気になれないこともあったので,労働関係のを2本ばかり送られてきたのを読んでおりました.やっぱり日本の労働供給についての研究って女性に偏ってますなあ.オトコはほっといても働くと思ってんのか,データがなかったか,どっちかですね(明らかに後者).しかし思うのですが,月給をもらって働いているいわゆるサラリーマンの皆さんにとっては,労働供給を週当たり労働時間で測ろうとすると,限界賃金率は残業代(税引後)に他ならんとおもうのですが,それってどうなんでしょうか.あ,サービス残業を考えると,限界賃金率ゼロで労働供給をしている(余暇を捨てている)ことになっちゃいますね(消費フロンティアの内側).年俸制のひとも対象外になっちゃうし.うーむ.ライフサイクルみたいな動的要因が不可欠なんでしょうね.労働供給を年間就業日数(休暇取得日数)で測るとなると限界賃金率はやっぱり月給なんでしょうけども.「エンピツ」の簡易アクセスを見ていたら,「ラムゼー・弾力性」で検索をかけて来てくれた人がいました.お役に立てずにゴメンナサイね.しかしそんなこと書いたっけ?
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