ある大学院生の日記

2003年03月26日(水) 歯医者

べつにどこだということはないんですが,以前は医者に通っていたときに治療したはずの箇所がここのところ自己主張を強くし始め,あまつさえ冷水・熱湯に過剰なレスポンスを見せていたこともあり,こりゃ歯医者に行かねばならん行かいでおこうか,止めてくれるな愛しき人よ今を外していかんともすべき,と思っていたところ,先週来,あした発表の論文の準備が予想を上回る遅さで進んでいた関係上,まだ行っていません.いやしかし便利な世の中になったもので,「おすすめの歯医者さん」というサイトを見つけてしまいました.そんなのを探しているから論文が進まないのではないかという適切な意見は却下します.世の中正しいことほど役に立たないと,かの河合隼雄先生もおっしゃっているではありませんか.で,彼のサイトなのですが,しげしげと見ていたところ,千駄木によさそうな歯医者さんを発見しました.僕の生活圏は,王子〜上中里〜田端〜本駒込〜東大前の周囲なので,区で探すのはちょいと厄介なのですが,千駄木ならよいです.いつ行こう.むむ.

締め切り付きの論文があることはうすうす感づいてはいたのですが,先週は寄席に行っておりました.いえ,毎日ではありませんが.平和主義者なもので.なかなかよかったので,今度は六人の会や,お江戸広小路邸金曜寄席などにも行ってみたいと思っております.こぶ平も名前が変わるらしいですし(関係ない).

突然,時の場所(?)になった感もあるヨルダンの首都アンマンですが,アラレなんぞが降ってしまったらしいですね.たいへんです.情報も錯綜してるし.どうなるんでしょうか.大使館の先輩のことが非常に心配です.

戦争やってる本人のほうは国際公共財の自発的供給をしてる気になってるんでしょうし,だからこそフリーライドが気に入らないのかもしれません.実際に国際公共財提供の一面もなしとしないだけに,単純な戦争反対運動は,政治に直接関与しない一般市民だからこそできるものかもしれません.僕は基本的には戦争反対主義を取るのですが,平和を乱すものを止めるためにどれだけ平和を乱してもいいか,というのはそんなに単純な問題ではないような気がします.もっとも,ラッセルが述べたように−−現代的意義は若干違うにせよ−−軍事による抗争を止めるために何ができるかしか,すでに問うべき問題はなかったのかもしれませんが.


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