土曜日の準備をして,夕方前から労働経済の研究会(?)に出ました.JGSSなるデータを使ってなにかしよう,という話なんですが,やっぱり単なる労働供給関数の推定なんかは労働経済学者にはうけないんでしょうねえ.将来の所得流列を見越した上での労働供給を考える必要があるわけだし.おはなしとしてはそっちのほうが面白いんですが,そうなると僕がやってみたいこととはつながらないですし.難しいところですね.競争社会・業績主義の流れのなかで,業績をノイズが乗った状態でしか観察できないときに,シグナルとしての長時間労働というのは,短期的に資本量も労働人数も調整できないなかでの労働調整よりもストーリー的におもしろいとおもうんですが.むぅ.どっかに特化しないと.就業選択はタイプ5トービットで定式化できそうなんですが,うかつなことを口走るもんじゃないですね.くぅ.そのあとは授業の打ち上げでした.こういうときには普段会わない人と話さないといけませんね.電中研とか.あ,Stataマニュアルの更新も考えないと.っていつやねん.
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