ある大学院生の日記

2002年02月15日(金) これって結果というのか?

Garcia, Rene, Annamaria Lusardi, Serena Ng [1997] "Excess sensitivity and asymmetries in consumption: An empirical investigation" Journal of Money, Credit, and Banking, 29(2), 154-176 を基にした推定をやるぞっ(ただし日本のデータではないのが泣けるところだ.どうにかしろって誰に言えばいいんだまったくもう).とかなり固く誓って寝たはずなのだが,朝起きれないうえに,予算の関係で書類を作らなくちゃいけなかったりしてどうにもこうにもすすみゃしないぜ.あたまがぼーっとするし.


という言い訳をしつつ,プログラムをごぞごぞと組み,まわした.そろそろ失敗も少なくなってきた.プログラム言語というほど大げさなものじゃないんだから,さっさとマスターしたいところだ.結果はおおむね良好(陽当たりではない,とかいうと歳がばれちゃうわ♪きゃ)なのだと信じたいところだ.エラーではないんだけど警告が出ていて,調べてみたら「結果は疑ってみたほうがいい」と書いてあってううむむ.望ましくない結果が出たときには「計算過程のせいだ」といい,都合がいいときは「まあいいでしょう」というのはいかにもダブルスタンダードなのよね.まあとりあえず報告だけしないと.うすすす.


やっぱし,Tobit 2-stage methodsを理解せんといかんようだ.縄田先生なんか御専門であらせられるのよな.あんまり面識ないけど.あうう.Heckmanの2段階推定というちょ〜有名な手法の応用(っつうかそのまんま)ではないかとおもうのだけどな.


ショッキングな事件.なんちゅうか,まったくもって誰にも悪意がないのに,こういうことになっちゃうというのは,なんちゅうかもう,悲しくなってしまう.孤独死,というのも十分に痛ましいものであるけれども,痴呆の妻が夫の死に気がつかないというのも,痛ましい.ひょっとすると,これからこの手の事件が増えるのかもしれない.Face-to-faceの重要性は,こういうところで急激に高まっているのかもしれない.ITもナノテクもいいけど,日本語が使える労働力が必要とされる分野はいくらでもありそうだ.中途半端に表計算ソフトとワープロソフトの使い方を教えてオシマイ,というのは,ほんとうに雇用のミスマッチの解決になるのだろうか?


…というか,そういう話に落とし込むべき事件なのかどうかも悩ましいところだ….


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