あなたならどうする?
11時に告別式を終えてその足で空港へ。お仕事あるので納骨まではいれませんでした。ごめんねおじいちゃん。で、空港につくも面倒くさいは暑いはで着替える気力がまったく無い。ネクタイだけ取ればいっか、なんて甘い考えでタイ取って立ち読みしてました。
空港内の売り場ではしゃぐ高校生。初めて飛行機に乗るのがかなり嬉しいのか、テンション高すぎです。うぜえな、とは思いつつも叱ったり怒鳴ったりはしませんよ。だって俺大人だもん。ドン!!…凄い勢いで高校生がぶつかって来ましたよ。正直顔がゆがむくらい痛い。よって壁際までジリジリと無言でおいつめときました。高校生(インパラ)は涙目で追いかけっこしていた相手に助けを求める。もちろん相手は知らぬ存ぜぬです。「ごめんなさい!本当にすみませんでした!!」と悲痛な声で謝る高校生。泣いてるし、もういいやと許しておく。
なんでそこまで恐れおののくのかな?と。確かに顔怖いしデカいけど、泣くほどじゃないだろ。と思っていたのですがね、理由は明らかでしたよ。喪服からネクタイ取ってシャツの第3ボタン位まで外しているそこの俺。あなたまるでカタギには見えませんよ。…気づいて速攻着替えました。素人さんに迷惑かけるわけにはいかないからな。
じいちゃん
じいちゃんは私と妹を沢山かわいがってくれました。休みになればよくじいちゃんちに行っていたし。懐かしい思い出はいっぱいあります。泊まりに行った夜はよく昔話をしてくれたね。おならをしてはよく人のせいにしたよね。飛行機に妹と二人きりで乗って福岡に行くときに、心配でこっそりついてきたよね。そんなおじいちゃんとももうお別れ。そういう経験は初めてだったのでなかなか実感はわかなかったけど、最後に顔を見たとき色んなことを思い出しました。おじいちゃん今までほんとご苦労様でした。これからは神様になってうちらのことを見守っていてねー!