ヘレンの日記
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2006年09月24日(日) 裁判員制度

市の公民館でビデオ上映会がありました。今月のテーマは「裁判員制度」。
前から気になってるテーマなので、見に行ってきました!

法務省、最高裁判所、日本弁護士連合会が広報用に製作したビデオで、
「もしある日、突然手紙が届き、あなたが裁判員に選ばれたら、どんな体験をするのか・・」
をドラマ仕立てに紹介してあります。
裁判長役に、好感度抜群の俳優、中村雅俊さん。西村雅彦さん達が、裁判員役を演じてました。
学んだことは「法律の専門家ではない人たちの感覚が、裁判の内容に反映される」こと。

具体的に、裁判員が行うことは、公判に出席→評議、表決を行い→判決宣告
なんと、懲役○年、執行猶予○年まで一緒に決めるようです。

ビデオの中では、精一杯考えた結論だ! 受け入れてもらえるとハッピーエンドでした。

頂いたリーフレットにも、法律のことを知らなくても大丈夫。
仕事を休んだことで解雇など不利益な取り扱いは法律で禁じられている。
裁判員の名前や住所は非公開で、安全確保のため、威迫などは厳しく
処罰される・・・と記されています。
でも・・・本音の部分で、私は不安です。
確かに、現代社会で自分と関わっている人が、被害者または加害者になる可能性は
否めません。世の中に起こる全てのことが自分につながってるかもしれません。

かといって、法律の専門家外が人を裁くことに関与して本当に良いのかなぁ?
(被害者、加害者や関係者のために)
そして自分の身の安全は本当に保障されるのか?
裁判所を出た所をつけられてしまえば・・家を調べることなんて簡単です。
取り返しのつかないことになった時は、もう遅いんです。

こんな風に思うのは、私だけでしょうか??
リーフレットによると、平成16年5月28日に公布され、
平成21年5月までの間にスタートしますと・・・

仮に1事件につき裁判員候補者が50人から100人よばれるとすると、
1年間で、約310人から620人に1人が裁判候補者として呼ばれることになります。
呼ばれ、面接を受け、裁判員が決まるわけで、実際に回ってくるかは
分かりませんが、このままでは誰かがやらなくてはなりません。
心配だよ〜


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