ヘレンの日記
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2004年08月09日(月) デンバサール市内観光。

ガイドのステナさんが、8:30に迎えに来る。
30分程度の遅れなら遅刻のうちに入らないのがインドネシア。
のはずだが、さすが日本人相手に仕事をしているだけの
ことはある。10分以上前から、待ち合わせ場所で待ってくれてた。

早速、車に乗り込む。Slamat pagi. Aba Kabar?
と、突然インドネシア語で話しかけられる。
日本でペラペラと本をめくったり、これまでのいくつかの
外国語の勉強歴のある私は、雰囲気で何を言ってるか分かった。
本を取り出し、Baik-baike Saja.と答えてみる。通じた!
主人は横で「ぼけ〜」っとしてるけど、ゴメン
現地の言葉で話すのって最高!!

バスの中でも、インドネシアやバリについていろんな話を聞く。
聞くもの、見るもの全てが初めてでとっても新鮮!
(そりゃそうだよね。初めて来たんだもの。笑)

まずは石彫りとバロンダンスで有名なバトゥブラン村でダンスを見る。
バリの木琴、思わず癒されてしまいそうな「ガムラン」の調べにのせ、
聖獣バロン(善)と魔女ランダ(悪)が戦いを繰り広げる。
バロンの見た目は、日本のナマハゲに、そっくり!!
善悪の争いの結末は、「引き分け」。白黒はつかない。

万人、誰でも善悪の両方の心を持ってる。
だから善と悪のお互いの力のバランスが取れてることが大切!
っていう、メッセージを込めた「バロンダンス」に大満足。
手足や目の動きが本当にエキゾチックで、魅了された。

州都デンパサールは「デン(北の)パサール(市場)」の意味。
待ってました! 市場へ出かける。
主人は匂いに圧倒され辛い様子。そこが良いじゃんね!

所狭しと積み上げられた野菜や果物。容器に入ってない肉や魚。
日用品に香辛料、お寺に捧げるお供えものの材料(やしの葉、
色とりどりのお花)もある。

それに、竹篭を頭の上に載せ颯爽と歩く女性がかっこよく見えた。
あら、通路には「足を縛った鶏」や「お供えもの」まで置いてある。
生活感が思いっきり感じられ見てるだけで感動してしまった。
ランブータンを買おうと探したけど、時期はずれでなかった。残念

その後、バリ博物館、ジャガナッタ寺院、アートセンターなどに行く。
バリ・ヒンドゥの独特の宗教観・世界観が表現されてるお寺も趣がある。

午前中の観光と食事は楽しく終了!
ところが午後はどっこい。ショッピングが主流。ヤダヨ〜。
チュルク村の金細工工房や、籠屋さんに行くってより、連れてかれる。

ものを作る過程には興味はあるけど、ショッピングにはない。
だいたい3週間の滞在になるのに、初日から買ってどうするよ!

ってなわけで、ショッピングにあまり時間がかからず、エステ行き
も断ったので予定より早くツアーが終わる。
明日からの予定を何も入れてなかった二人はホテルに帰り作戦を
練るのであった。









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