就職のため、Kトー君はじめ、Iトー君、A君、という男の子達が一気に職場を去ることになりました。それプラス、最近ようやく打ち解けてきたレイちゃんも、どうしても仕事であるとか、人間関係であるとかに嫌気が差し、退職することになりました。身近な人が一気に4人もいなくなるんです。
この仕事でなにが辛いかって言うと、異動やら退職やらでいなくなる人がたくさんいる中、あたしたちパートは常に見送る側になるということ。
去る側はそれぞれの事情やら、新しい環境に向けて、慣れ親しんだものと別れることの寂しさや、不安はあるものの、希望に胸をふくらませいなくなるのでしょうが、残される側の喪失感は言葉では言い表せないくらいのもの。
どんなに確執があったとしても、やはり今まで存在していた人がいなくなるということは、想像以上に胸を締め付けるものなのです。
何回経験しても胸が痛む。生き別れるのにこんなに辛いのなら、永遠のお別れならいかほどのものなのだろう。
それでも、時は過ぎていくし、人も入れ代わり、新たな出会いがあって、そしてまた別れ。
そうやって何度も何度も出会いと別れを繰り返し、いろいろなことを学び、分かち合い、生きていくのでしょう。
桜並木のまだ固い桜のつぼみを見上げながら、一期一会を大切にしたいとしみじみ思う今日この頃です。
みんな元気で、がんばって。
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