たまに××したり。
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2003年11月15日(土) 下ネタを限りなく日常会話として話す会。

金曜日は飲み会。メンバーは「下ネタを限りなく日常会話として話す会」の会員。
仕事中にヒマさえあれば下ネタばかり話しているので、この際、プライベートで大いに語ろうではないか!と飲み会を計画したのがひと月ほど前。
メンバー全員の休みであるとか、懐具合であるとかがいまいちうまくかみ合わず、何とかこぎつけた金曜日。
ボーリング大会のあと、一番ビリの人に罰ゲーム、とかカラオケ行っちゃう?とか、企画は大盛り上がり。
店もあーでもないこーでもないともめにもめ、ひとりがどうしてもそこがいいと言う居酒屋に決定した。
約1名は話によるといくら飲んでも酔わない、と言うほどの酒豪。約1名はグラス1センチのビールで真っ赤になるという下戸。さて、一体どんな展開になるのやら、と大いに楽しみにしていた。

「うららさんと話してるとどうしても下ネタになっちゃうんだよね」

と、どいつもこいつもあたしのせいにしやがって、あたしは歩く下ネタ?あたしの顔はそんなに下ネタっぽいんですか?

「では、本日のルール。下ネタは一切禁止。プラス陰口も禁止ね?」

と言うことにしたのだが、

「じゃあ、一体何を話すって言うの?あたしたちから下ネタ陰口を取ったら」

「いやあ、この料理うまいっすね、とか、今日も寒いねえ、とかじゃん?」

「30分と持たないと思うよ」

そんなこんなで店に向かう。結局ボーリング大会は中止になり、まっすぐ居酒屋へ向かう。予約をとると時間制限があるということで予約はとらず、無制限に飲もうということに。

「まずはビール?」

とか言ってみんながビールを頼むなか、下戸君はひとりかわいらしくサワーなんか頼んでるし。

「とりあえず、お疲れサマー!かんぱーい!」

一気に飲み干したい所だが、このメンバーで飲むのは初めて、しかも翌日は仕事となれば、飲みすぎ注意な訳で、おとなしく少しずつ飲むことにする。
料理を次から次へと頼むのだが、時間はかかるわ、出てくりゃ少ないわ、まずいわ、文句たらたらな状態。

「誰だよ、この店がいいってごねたのは」

店を選んだ本人含め、全員がひとりを指差す。

「だってえ、前にきた時はこんなじゃなかった気がするよー」

ひたすら飲み食い、ちょっとでも下ネタに話が流れていくと、

「今日は下ネタ禁止でーす!」

と茶々を入れ、

「じゃあ黙ってるよ、下ネタ以外で盛り上がってみてくれる?」

「いや、3分と持たないと思うし」

そんな感じで、5時間あまりくだらない話で大盛り上がり、仕上げにラーメンでも食いに行く?と言う話になったのだけど、どの店も行列。

「じゃあ、今日はお開きと言うことにしますか?」

と、12時には解散した。
同じ方向の同僚とタクシーで帰宅。さすがにみんな寝てるかと思ったら、夫と息子が風呂に入っていてびっくり仰天。

「さっきまで寝ちゃっててさ、起きて風呂はいるって言うから」

あたしも風呂に入ってすぐに寝た。

飲みすぎず、ほどほどにほろ酔い加減で翌朝も二日酔いにはならず出勤。
マネージャーに

「昨日はこのメンバーで飲み会だったんですよ」

と報告すると、

「ま〜じ〜?いいなあ〜・・・今度は俺も誘ってよ。えらく楽しそうじゃん」

と言われ。

そうです。
「下ネタを限りなく日常会話として話す会」の名誉会長は他でもない彼なのだから。

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