たまに××したり。
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2003年06月09日(月) 温かい指導。

いよいよプール開きです。
梅雨入りとほぼ同時にかい、と言う感じもしますが、いよいよ夏なんだなあと思います。
息子は余り急激に成長が見られないので、2年前に買った水着でまだまだ大丈夫なのですが、娘は、と言うと、相変わらずすさまじいスピードで成長しているので、当然去年の水着が着れる訳がない。
来週にプール開きを控え、しかも水着全品2割引、カード会員5%割引最終日、となれば、急いで買いに行くしかない。
クルマを飛ばして勢い込んで買いに行く。

買いに来て、サイズを選ぶのに非常に困った。
150でいいのか、160でいいのか、同じ学年のうちの娘より背が全然小さい子が、150では入らなかったと言う話を聞いて、ならば160かな、と手にとって見ると、なんだかすごく大きい気がする。
うーん・・・本人を連れてくれば一番よいのだろうが、今日はあいにくバレエのレッスンでいない。
うーん・・・150と160を手にとって悩み続け、他に買いにきている子どもが選んでいるサイズを参考にし、結局160を買うことにした。

レジに行き、並びながら、前の人の会計を何気なく見る。

「5%の割引になります」

ウン、そうだよね、と見ていたら、










その割引額5円て。









5円の割引かあ・・・いくらのもの買ったんだろ?

などとぼんやり考えていたら、あたしの番になった。
2300円の2割引、さらに5%の割引だから、割引額は92円かな・・・?などと思いながら待っていると、

「5%の割引です」

その人のレジ操作を見たら、













割引額5円!




うぬぬ・・・こう言う場合どうすればよいのだろう。
同じ店の従業員として、教えてあげるべきなのか、それとも涙をのんで気が付かなかったことにしてあげればよいのだろうか。

いったんは帰りかけたあたしだが、きっとこの人は今日延々と同じミスを繰り返しているに違いない、あとあとクレームが来てもそれはそれでかわいそうじゃないか、と思い直し、レジに引き返した。

「すみません、今これ買ったんですけど、割引額、5円てありえないですよね?」

「・・・え?」

その人は言われたことが理解できないような顔をして、レシートを受け取り、しばし考える。電卓まで取り出し、計算する。
5%割引の操作方法を書いてあるマニュアルを何度も読み返し、考えるのだが、ちっとも分からないようだ。
何度も何度も考えて分からなくて、近くのレジに聞きに行く。
しばらくして戻ってきて、まだ理解できていないようなのだが、とりあえず、返品操作してもらうことにした。
返品操作は何とかでき、クレジットで買ったあたしに何を血迷ったか、現金を返そうとする。

「いえ、クレジットで買ってるんだから、現金は・・・」

「あ、そうですね・・・すみません・・・」

そして、もう1度会計を、と言う段になって、再びもたついている。
だからそれはそこをそうしてこうするんだって!・・・といいそうになるのをぐっとこらえ、穏やかに見守る。
何回も何回も考え考え、やっとのことで操作が無事終了。

あたしってなんて優しいんだろう。(違)
でも、これで彼女は5%はばっちり、のはず。





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間違ってないでしょ?
にしても、あたしの前に、何人もの人が会計してるのに、誰ひとりとして気がつかないって言うのはどうなのよ?
みんなそんなに金持ちなのか?


で、そんなに苦労してまで買って帰った水着、サイズのほうは、と言うとばっちりぴったりでした。
複雑な思い・・・。

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