たまに××したり。
INDEXこれまで。それから。


2003年06月02日(月) いろいろなこと。

カメが死んでしまった。2匹いたうちの小さいほうだ。
同じように飼育されていて、個体差があった、と言うことからして、若干弱かったのかもしれないが、1週間なにも食べないで、結局は衰弱してしまったんだろう。
残る1匹も、頑としてエサを食べようとしない。
カメからしたら、いきなり違う環境に連れ来られて、なじめないことからくるストレスなのかもしれないが、食べてくれよーと祈るような気持ちでエサを与えてみるのだが、差し出されたエサを払いのけ、食べようとしない。
外へ出よう出ようともがく姿は、何かこちらが虐めているみたいで、少し切ない。



ここのところ、あたしが仕事の日に息子が幼稚園の友達の家に遊びに行くことが多くなってきた。
一番の仲良しの子はうちからは遠く、当然送り迎えが必要なのだが、行きはおばばが送ってくれるのだが、迎えに行くのが面倒だからか、一緒に娘を連れて行き、
「一緒に帰っておいで」
と置いていくそうだ。
その子の家の近所に、娘が幼稚園のとき一番仲がよかった子の家があるから、娘は娘でその子の家で遊んで待っていたりする。
楽しく遊んで、帰りの時間が気になって、娘がおばばに
「何時に帰ったらいい?」
電話をすると
「6時まで」
と言われた、と言い、のんびりと遊んで、きょうだいで帰ってきたらしい。
後日、その話を相手方のお母さんから聞いて、あたしはとても困ってしまった。
「遊ぶのは構わないし、今は明るいから大丈夫だとは思うけど、やっぱり家に帰るまでに何かあったら、と思うと、いくらしっかりしてるとは言え5歳児と二人っきりでこれだけの距離を帰らせるのはね・・・」
ごもっともな話だ。
遊びに行って、帰るまでの間に何かあったとしたら、自分には非はなくてもやはり嫌な思いをするだろう。
昨今、子どもを狙った事件があったりもするし、途中交通量が多い所を通らなければならなかったり、大人のあたしでさえ、息子と歩くのは怖いと思うのだ。いくら体も大きく、それなりにしっかりしている娘であっても、2人っきりでの帰り道、何かあったら、とは思わないのだろうか?
言っても分かってもらえない。
でも、大げさかもしれないが、あたしがいない間の子ども達の命はおばばに一任されていると言っても過言ではないのに。
店にいても、息子と同じくらいの子どもが泣いていたりするのを見ると妙に心が落ち着かなくなる今日この頃だ。



何か起こりうると仮定して、物事を考えるのはある意味楽しかったりもする。
それが自分にとって嬉しいことや楽しいことであるならなおさらだ。
ただ、それが、非常に低い確率でしかありえないであろうと思えば思うほど、お楽しみはそのうち、と想像ばかりが膨らんで、いつしか妄想になるのかもしれない。

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うらら |あばら家足跡恋文

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