今日は仕事がお休み。
セールは水曜始まりなので、火曜日はセール準備の日に当たる。とは言え、あたしの公休は火曜日であるため、前日の月曜日に準備をし、火曜日はKさんにPOPの取り付け等、最後の仕上げをしてもらうことになっている。
月曜日って言うのは発注もある。土日で売れた商品を先の動向を考えながら、しかも荒れた売り場の商品整理しながら発注するので、結構時間も手間もかかる。
新しい商品を入れるために値下げする商品の選択も行なったり、それはそれで結構な作業量なのだ。
本来ならKさんに、これこれこう言うレイアウトで売り場作りをお願いします、と言うようにお任せできればそれに越したことはない。
値下げにしても、この商品を1段階値下げでお願いします、といった指示を残して処理を任せられればとても気が楽になる。
ところがだ。
Kさんはオープン当初からいるにも関わらず、何でも「分からない」で済ませ、面倒なことは一切やりたがらない人で、最初から覚える気もないものだから、どこにどの商品があるか、と言うことや、どれがその商品なのか、と言うこともいちいち説明しないとわからないのだ。
売り場作りをお願いしても、ぐちゃぐちゃな売り場になってしまう。
値下げをお願いしても、どれが対象商品なのかもわからない。
そうなると月曜日、作業量は半端じゃないのだが、発注を済ませ、売り場作りをしなくてはならない。
限られた時間でいっぱいいっぱいの状態だ。
今月、バッグの値下げはゼロだ。売れているからではない。時間がなくて処理が出来ないからだ。それでも何とか無理矢理いりくりして新規商品を出してきたのだが、ここに来て父の日のギフトを展開するのに当たり、売り場がいっぱいいっぱいの状態になってしまい、どうしても値下げをする必要に迫られた。
今回はセール準備もそんなになく、売り場も簡単に作れたので、これならKさんでもセール準備のあと値下げも出来るのではないか、と思い、途中まで処理をし、最終の処理をお願いする形で指示を残し、本日お休みすることになった。
そうは言ってもやはり心配だ。
買い物がてら、売り場に顔を出し、こっそり様子をうかがうとKさんの姿が見えない。
嫌な予感がして、売り場にいたYさんにこっそり声をかける。
「Kさんは?姿が見えないようだけど」
「それがね、今日お休みしたのよ」
「は?また親戚の誰かでも具合が悪くなったの?」
Kさん、ここのところ頻繁に親戚の具合が悪くなり、早退だの欠勤だのを繰り返している。真偽の程はともかく、別に生死に関わるのでもなく、他に面倒を見る人がいないわけでもないのだから、あなたが休まなくてもいいでしょう、と言うのが売り場での統一見解だ。
そんなことで、今回もそう言う理由なのか、と思ったら。
「今日はね、生理痛がひどいからお休みなんですって」
・・・はあ?
そんな女子高生みたいな理由で休むんですか?
イヤ、百歩譲って本当に辛いとしても、その理由の後に言った言葉が信じられない。
「今日は人が足りてるから休んでも大丈夫よね?ですって」
確信犯かい。(−_−メ)
人が足りてるって言うけど、自分が休んだらバッグの担当は誰もいないってことを考えたりはしないんだろうか?
明日どのツラ下げて出勤してくるんだろうか?
こんなふうに考えるあたしはやっぱり腹黒いんでしょうか?
泡盛が進む、進む・・・。
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