たまに××したり。
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2002年11月19日(火) 通信簿。

小学校の頃、楽しみだった通信簿。
ええ、あたし、こう見えて、小学校までは頭よかったんですわ。
「うららちゃんは頭良くていいわねえ、うちの子もうららちゃんみたいに勉強できたらいいのにねえ」
と友達のお母さんに言われること多数。
友達からも
「うららちゃんは勉強ができる」
と言われ、本人さして努力もしていないので、なんだか不思議な思いをしていたのを覚えています。(まあ、後日母親から聞いたところに寄れば、本人が覚えていないだけで、それなりに予習復習はしていたようです)

そんな状態から、算数が数学になり、理科が物理とか化学になったあたりから、成績は下降線をたどり。
「勉強のできるうららちゃん」は、過去の栄光になり、それでも事情を知らないお母さん達や、クラスメートの間では依然、「勉強のできるうららちゃん」で通っていたものだから、本人はいたたまれませんでした。

なかでも、物理は最初から全く理解できない科目でした。いろんな公式なんて全く覚えられないし、物理がある日は苦痛でたまらなかったんですが。
先生は井上陽水に似た風貌で、授業自体は嫌いではなかったんですが、どうにも理解できないんだからしょうがない。
そんなある日、高校で、物理のテストがあったんですな。
これまた問題見た時点で頭真っ白。設問の意味すら理解できません。
覚えたはずの公式も何一つ思い出せず、とりあえずそれらしき答えを書いて提出したものの、返って来たテストを見てびっくり。




9点て。。。(冷や汗)

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気絶しそうになって、早々に隠してしまおうと思った瞬間に、何を思ったのか、前の席の野球部のヤツが
「うらら何点?どうせいい点なんだろう?」
と、点数を見た。

「きゃああ!やめてえ!!!!」






・・・・・・・・・・・。








点数を見た瞬間の彼の顔。
そして、そのあと彼はとんでもないことを。



















「まじかよ?!
うらら9点て、オレより悪いじゃん!」


と、教室中に響き渡るような声で言いやがった。(涙)

それ以来、「勉強のできるうららちゃん」は「ごく普通の、もしくは勉強ができないうららちゃん」として、知られるようになったのは言うまでもない。




で、そんなことがあってから幾年月。
大人になってこっそりと評価されることはあっても、実際にそんなものをいただくことになるとは思わなかったのですが、会社から、評価の紙をいただきました。
まずは自己採点をして、それをもとに上司が評価してくれるものなのですが。

評価の結果を個人個人面接でお伺いするのですが。
マネージャーいわく。


「うららさん、仕事振りはさておき、もう少し落ち着いてくださいね」



いい年こいた大人が、そんな風に評価されるって言うのは・・・どうよ?(涙)




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うらら |あばら家足跡恋文

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