たまに××したり。
INDEX|これまで。|それから。
人の記憶なんて曖昧だ。1年前に何があったか、とか、1年前に何をしていたか、なんて、残された記録を元に再現するしかない。 構築される記憶はどうしたって脚色され、誇張され、デフォルメされてしまう。
淡々としたニュース映像にしてもそうだ。 切り取られた空間と時間が映し出され、それは紛れもなく事実としてあったことでも、映像としてその部分だけを見た時に、どうしても作り物のような、他人事のような、そんな印象さえもってしまう。
起きたこと、過ぎたこと、そう言ったことだけを繰り返し語るのは簡単だ。年寄りの昔話のように。 大事なのは、「なぜ」だと思う。
人を批判するのも簡単だ。長所を探すよりもアラを探すほうが何倍も楽だからだ。 だけど、人にはそれぞれの尺度がある。どんなに気が合うと思っても、どんなに似ていると思っても、「あなた」は「私」ではないし、「私」は「あなた」ではない。 その違いを認め合い、お互いに譲るべき所は譲り、歩み寄れるならば歩み寄る、そう言う姿勢が大事なのではないだろうか。
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