たまに××したり。
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2002年04月13日(土) |
正しい夫婦喧嘩のあり方について。 |
あたしはもともと短気。 かっとなるとすぐ、手足が出る。 男だったら、大変なことになっていただろう。 頭にくると、言葉になる前に、体が動いてしまうのね。
で、 先日のこと。 仕事で疲れて帰宅して、 翌日までに用意しないといけないものがあって、 それがどうしても見つからなくて、 そうこうしているうちに頭が痛くなってきて、 探し物してる現実にそぐわない、部屋のあまりの散らかり具合にだんだんと腹が立ってきて、 いらいらはつのる一方。 それでなくとも情緒不安定な状況で、 頭痛は激しくなってくる。 誰も手伝ってくれない、 夜もふけてきたというのに、 寝ようともしない子どもたち。 そのくせ「眠い」とか言って、部屋に散らばるおもちゃやらを片そうともしない。
「明日も学校だし、そろそろ寝なさいよ!眠いって自分で言ってるんじゃん」 と注意したものの、腹が収まらない。 探し物しないといけない、 子どもが寝るのに、風呂上りの濡れた髪乾かしてやらないといけない、 大体、探し物が見つからないのはこの散らかった部屋のせい。 部屋を散らかしたのは子どもたち。 という結論が導かれて、 ついつい小言が口をつく。 それに対して、娘が口答えしたもんだから、 あたしはぶちっと切れまして、 気がついたら、娘の頭はたいてました。
それで思い切り娘が泣いたのを聞きつけ、 夫が飛んでくる。 「子どもに八つ当たりするんじゃねえよ!」 と、あたしを突き飛ばす。 こっちは腹が立ってるのと、イライラの限界と、思い切り突き飛ばされたことに対する怒りとで、 思い切り蹴りいれる。 いつもなら、こういうとき、相手にしない夫が、 反撃し、蹴り返してきた。 悔しさ倍増して、 さらに蹴りいれる。 それでもまたさらに、蹴り返され、 それが見事に右の太ももにヒット。 うずくまる痛さ。 177センチ、80キロ近い男相手に力で勝てるはずがない、と思い、 とっさに蹴り返しながら、武器を探しにリビングへ行き、 そこであたしが手にしたものは。
ティッシュの箱。
あまりのふがいない武器に、 床に叩きつけ、 飛びげりして、逃げた。
蹴られた足はいまだ痛みます。
しかし、自分よりでかい男に本気で立ち向かっていくなんて、無謀というもの。
って、今度があるのか。(笑)
そして、今回のことでしみじみ思ったのは、 あたしに限っては暴力をふるう夫におびえて暮らす妻、 というシチュエーションはまずありえない、ということです。 たとえ、その逆があったとしても。
あたしのマイは非通知です。
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