たまに××したり。
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2002年03月28日(木) |
ボブ・グリーンを読んで。 |
たとえば、 幼稚園児、とか、 幼稚園ママ、とか、 そういうわかりやすい分類。
住んでるマンションやら、区域やらで、 ○○の人たち、という分類。
職業によって、 サラリーマン、とか、 専業主婦、とか、 そういった分類。
ある集団を、いろいろな分類で括って、話をすることがありますが、 「括る」ということについて。 あたしの蔵書(と呼べるほどのものではないけども)の中から、 たまたま出てきたボブ・グリーンのコラム集「チーズバーガーズ」を読んで、 ふと思ったこと。 その中で、 「中年」と言う分類で、人を語るとき、 自分はその人よりも若い、とか、 そういう優越感がそこにはある、という話があって。 なるほどねぇ・・・と思いました。
人を何かの分類で括る時って言うのは、 おおむね、その分類に対する先入観があるのではないか、 そして、大体において、その先入観というのは、 自分とは違う、というようなものがあるのではないか、 と。
話の流れでわかりやすいから、という目的で、 ある集団を分類するのは確かに間違いではないのだけど、 そのことが、ひいては差別的になってしまうのは避けたいな、と思います。
最近はあまり言わないのかもしれませんが、 「最近の若いもんは」 みたいな。
どんなに意地悪ばばあになっても、そういう物言いだけは、したくないと思います。
ちなみに、ボブ・グリーン。 今、書店などで目にすることはほとんどないでしょうね。 初めて読んだときは小娘だったあたし。 「オジサンが書いたもの」という意識で読んだのですが、 今読んでみたら、その当時の著者と、あたしは同じ年になっていました。 少し複雑です。
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