日々雑感
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2004年07月25日(日) まだまだ

日本語で書かれた手紙をドイツ語に訳す用事があったのだが、これが難しい。「何でこんな曖昧な言い方をするのか」などと八つ当たりに近い気持ちになりつつも、要は自分がドイツ語で扱える世界が極端に狭いということなのだ。言葉がわからなくとも生活はできるが、ある土地(あるいは文化圏というのか)にどれだけ深く広く入りこんでいけるかは、やはり言葉に拠っている。その意味でいけば、自分はまだまだなのだと、帰国も迫った時期になって改めて悟らされる。

久しぶりに夕立が来なかった今日、知り合いの家族の家にてバーベキュー。暗くなった頃、小さなハリネズミが庭を走り抜けていった。ハリネズミは、まるで人が咳をするときのように鳴くのだと、はじめて知った。


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