日々雑感
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2004年07月06日(火) 虹の向こう

最近、にわか雨が多い。夕方頃ものすごい勢いで降り始め、雷も鳴ったかと思うと、あっという間に青空が広がる。数日前、知り合いの人と車に乗っていたときもそうだった。雨雲が通り過ぎた道路を走りながら、ふと目をやると、前方に大きな二重の虹が出ていた。あの虹の立ちのぼる場所に、今、自分は住んでいるのだ。

夜、ずっと冷蔵庫で冷していた白ワインを開ける。南の町に住む友人からのお土産である。もしも、お酒に酔ったときに現れるのが、そのときのほんとうの自分だとするならば、どうやら今はとてもよい気分らしい。何もかもうまくいくような気がしてくる。

時間がゆっくりと、ゆっくりと、過ぎるといいのに。空けたワインは2002年のものだった。ひとりで飲むお酒も誰かと飲むお酒も、どちらも好きだ。


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