日々雑感
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2002年12月09日(月) 冬の気付け薬

ジャリッ、ジャリッという音で目が覚める。もしやとカーテンを開けると、思ったとおり外は真っ白。隣りの家の人が道路に積もった雪をスコップで寄せているのだ。冬になると聞こえてくるなつかしい音だ。

電車に乗ると、座席についた人たちは皆うとうとしている。外が寒い分だけ、車内の暖かさが気持ちよいのだろう。

授業中も雪ふりやまず。窓の外では、ついこのあいだまで紅葉していた木々がもう白一色である。ゼミ終了後、帰り道が寒くないようにと、先生がノルウェー産のシュナップスのボトルを取り出してくれる(常備しているのか?)。研究室にて、小さいグラスに1杯ずつ。ものすごく強いけれども、味よし、香りよし。一口だけで身体も温まり、背筋も伸びる。

シュナップス効果は帰宅するまで続く。寒くないどころか、妙に元気になって散歩がてら一駅分歩く。まさに冬の気付け薬。


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