日々雑感
DiaryINDEXbacknext


2002年02月25日(月) 五感と夢と

ここ数日まともに寝ていないせいか、断片的な夢ばかり見る。

その断片のひとつで、ある人が歌っていた。誰かが歌っている夢はよく見る。ふだんの夢では、声や音は聞こえていない、あるいは特に印象には残らないのだが、歌の場合は違う。声も響きもはっきりと聞こえてきて、それは決まって「すごくいい」歌声なのだ。目が覚めてからもはっきりと思い出せるくらいに。

友人は、言葉が出てくる夢をよく見るという。字幕スーパーのように言葉が流れてきて、それを読んでいるらしい(読んでいるのは夢の中の自分なのか、夢を見ているほうの自分なのか)。

人によってよく見る夢の傾向が違うのだとすれば、それは何に拠るのだろうと思う。視覚とか聴覚とか、日頃いちばんよく使っている部分が夢の中でも機能するのだろうか。それとも、その逆だろうか。夢の中で足りない部分を補っているとか。

大家さんの庭に紫色の小さな花が咲く。スミレかと思ったが、ちょっと違う。風景の中に、だんだんと色のある花が増えてくる。



ブリラン |MAILHomePage