日々雑感
DiaryINDEX|back|next
2002年01月05日(土) |
「あれから僕たちは」 |
母と二人で雪かきをする。スコップとスノーダンプでの連携プレー。いつも来る野良猫がやってくる。車の下に入ってこっちをじっと眺めていたが、相手をせずに雪かきに集中していたら、つまらなかったのかどこかへ行ってしまった。時間をかけて丁寧にやったので、仕上がりもきれい。充実感を覚えつつ家の中に入ると、また雪が降ってくる。あっという間に道が埋まる。
夜は地元の友人たちと四人で新年会。帰省のたびに、この面々で飲むのが恒例となっている。17時の開店と同時に町に一軒だけの居酒屋へ入り、結局出たのは23時近く。お酒は弱いほうではないが、この日はそんなに飲んでない(つもり)のに、途中で寝てしまう。不覚。「今年は飲みすぎに注意しなさい」ということか。
そのあとはカラオケへ。古い友人たちとのカラオケで「夜空ノムコウ」を歌うと、いつもしんみりしてしまう。
「あの頃の未来に僕等は立っているのかなあ… すべては思うほどうまくはいかないみたいだ。」
二人は地元で、二人は東京で、生活している。いろんな思いをしている。中学校の頃の面影を浮かべつつ、それぞれの「これまで」と今とを思う。目の前にいる三人を眺めながら、みんなに幸あれと祈らずにいられない。
カラオケを終えて外に出ると雪。途中までタクシーに乗り、皆と別れたあとは近所の友人と二人で歩く。夜も遅いので、足跡も何もないまっさらな雪道だ。つけたばかりの二人の足跡も、降りしきる雪がすぐに消してゆく。
|