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■ 夢の話
夢の中での彼は
いつもと同じように私に優しい
柔らかい空気に包まれながら
とても奇麗な花が飾ってあるオープンカフェの中を
いつもと同じように手をつないで
2人並んで歩く
だけど私はどこかでわかってるんだ
この人は私の事を見ていないんだって
だから優しくされてもどこか寂しさが残る
いいの?私なんかに優しくしても
勘違いしちゃうじゃない
あなたは他の人を見ているんでしょ?
しばらく歩いていると
とても奇麗なそのヒトと出会う
ほらやっぱり
その人を見る彼の目が、彼の全身が
私に向けられるそれとは違うんだ
私にはどうする事も出来ない
こんな悲しい夢を見た
すべてが青ざめたような煙がかったような
とても奇麗なブルーグレーの夢だった
2005年11月25日(金)
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