diary
nyan111



 言ってきた

ほんの2時間ばかり。



ほとんど私がしゃべってた。









最悪の。



予想通りの展開。














私は


彼の性格からして

自分に自信がないと

私のことをそんな風にはさみで

切り捨てるように出来ないと思う









やっぱり












職場でグループで出かけて

その時話が合って

だんだん気になって





向こうもその気になって

好きだとかそういう話になって










向こうは私の存在を知っていたけど

彼の方も自分のことを好きだという

意思を持っていたから



だから私と話をつけてくるから

待ってて欲しい












そんな風な事があったんじゃないの?













と、これは私が全部彼に先に聞いてみた





そしたら













「・・・・・・・うん。そんな事があった」

「こんな形で先に言われてしまったけど」

「今日それも優に話そうと思ってた」

























やっぱり。




















想像してた通り。






「だからいつも言ってるやろ?」

「私はしんちゃんの事なんでも知ってるんやって」
















「話が合うたから?へー私の時もそんなんやったな」

「そうやって話が合ったから言うて付き合って」

「結婚しようて適当に言うてやっぱりやめます」

「言うてそうやってずっとせこく生きていくんか」






なーんて言ってみたり












「その真面目さが私を傷つけるねん」









と言ってみたり。

とにかく私はあきらめきれないし好きだと告げた















「あきらめられへんってどうすんの?」



















・・・・・・・・・待つとか?

正直あまり考えてなかったかも














「そうやってこんな話をしておきながら」

「戻るとか浮気とか俺は最低やし」

「優にも申し訳ないし相手にも失礼やし」














相手にもね。

というかどっちか言うと相手の事しかもう

大切にする気持ちがないんだね








虚しかった




















いろんな事を言ったけど



彼はほとんど下を向いたり

昨日遅かったからと言ってあくびしたり

















ほとんど発言することがなかった















私は






もっといろいろ泣いたりしようと


思って計画してたんだけど


全く涙が出てこなかった


出そうとしてもね


ため息ばかり








周りをふと見ると


こちらの雰囲気が伝わったのだろう


こっちを見てニヤニヤしている夫婦


彼はそれに気づいていただろうか







驚くほど冷静で

理性的に話してしまう自分に驚いた



















もうさっさと帰ろうと


「もう行こうか」


という彼







「もう言っちゃうの?」


なんて

私もいいながら口先だけだったように思う


だって6時までに家に帰るんだったらまだ

4時にもなってないよ?


と思いながら動き出す











エスカレーターに乗りながら














「わかってるよ

 しんちゃんは真面目だから

 よっぽどの決意でないとそうやって言えないって

 わかってたよ

 だから・・・・・

 受け止めるようにするよ

 流れに任せて生きていく事にする

 そしたらさ、いい事あるかなあ」






2005年09月19日(月)
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