diary
nyan111



 突然の別れ6

びっくりすると同時に
一気に涙が引き、全身の血の気がひいた。



足が震え、手が震え










でも、心は意外と冷静だった。













そんなにひどくぶつからなかったので

すぐに車を止めて警察に電話して

連絡先を聞いて

一連の”やらなければいけない事”を

すませて家に帰った。

両親に色々アドバイスをもらった。

こんな時本当に両親は助かる。



母親だけに

「ふられた」

と、それだけ告げておいた。


















落ち着いてから彼に電話した










ものすごく驚いてた



「ごめんな」




って何度も言ってた


















なんのネタだ


と思った


一通り話してから

やっぱり好きだからどうしても駄目?

とすがる思いで聞いてみても


「んー・・・だから・・」






色々言って食い下がってみたけど


駄目だった


電話を切ったあと





「そんなにすぐ優に理解してもらおうとした
 俺が悪かった。お互い離れてもう少し
 考えよう。また勝手でごめん。」








苦しくて苦しくて










全然眠れなかった


















どうしてこんな事になったんだろ

どうして私じゃ駄目なの

どうして私だけを見てくれないの

どうして結婚しようって言ったの

どうしてあんなに甘い言葉ばっかり












警察に行ったり被害者宅へ行ったりして

大変だった報告をした

「昨日は大変やったな。
 まあええ勉強になったんちゃう?」

















どうしてそんな風に言えるの?


もっと優しい言葉をかけてよ





「ようゆうわ。確かにそうやけど」



と、メールしてから後悔した。













やっぱりまだ







私は這い上がれそうに無い

2005年09月09日(金)
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