ミステイク(仮)...わたし

 

 

君と出会った奇跡が この胸にあふれてる - 2004年02月15日(日)

もうおとといの話になりますが、
3年ぶりに、私の初恋の人に会いました。


出会いは保育園。
ぐるぐるじゃんけんでいつも強かった彼。
でも彼はパーばかり出してたことに気付いちゃったから、
私はその後、難無く勝ってしまった。
それが彼との最初の思い出。
でも好きとか嫌いとか、幼すぎて誰でも考えたことがなかった。

それから小学校に上がったとき。
私は小学校4年になっていた。
昔から負けん気が強かった私。
(今でもゲームなどは勝たないと気が済まない…汗)
何かの拍子でクラスメートの坊主クンと対立し、
その坊主君が私にいじわるな手紙を押し付けてきた。
困ってた私、ちょうどそばにいた彼に相談。
「よし!オレがかたき取ってきてやる!!」

たぶん、彼は軽く口にしただけだったろうし、
実際何もしてくれなかったと思う(苦笑)。
だけど、それから確かに、何かが私の中で始まったのだ。

普通に友としては仲良しで、腕相撲とかもしてた。
当時から身長の高い彼の手は、あったかかったよ。

はじめてバレンタインデーにチョコをあげたのも彼だった。
でも私は照れて照れて、他の男子にあげる友達数名と彼の家まで行ったけど、
私は直接渡せなくって、友達に渡してもらった。ちょっと、後悔したよ。

翌日、彼が言いふらしたみたいで、周りの男子にちゃかされた。
さらに、後悔したよ(笑)。

でも3月14日。彼は律儀にお返しをくれた。
甘いキャンディー。うれしかった。
私も好きって言わなかったし、彼も言わなかった。
たぶん、好きでもなんでもなかったんだろーねぇ・・・。
でも私はその後もずっと好きで、
バレンタインにあげ、ホワイトデーにもらうってことを、次の年も繰り返した。
そのときにもらったハンカチ、今も大事にとってあるよ。

中学に上がり、私は3年の先輩に夢中になった。
あんなたくましくって優しい人、小学校にはいなかったもん。
彼ともクラスが2年間も離れたから、彼のことは忘れてた。
3クラスしかないちっちゃい中学なんだけどね。
でも3年生。私と彼は同じクラスになった。
席も近くになって、前と変わらない様子で仲良く喋るようになった。
あれ?あれあれ??私、やっぱりコイツのこと好きかもしれん。。。

でも、この年のバレンタインデーはあげなかった。
卒業したら、彼は元クラスメートの可愛い女の子の付き合ってるって知った。

高校に進み、彼は呉東で一番の優秀校に入った。
私は中学校からひとりの高校。淋しかったな。。。
それから時は進み、会わないまま一昨日。やっと会えた。
もう恋愛感情とかそんなんじゃないけど、やっぱり好きだわ、私。

彼は噂で彼女いるって聞いたし、順風満帆かよってちょっと嫉妬してたけど、
話聞いたらなかなか苦労してた。私となんだか似てた。勘違いかもだけど。
受ける大学も、学部は違えど一緒で、なんかうれしかったな。

3年ぶりで、さすがにちょっとぎこちなかったけど、
彼のもつあったかいオーラは変わりなかった。
身長もさらに伸びたのか、私が吊り輪に手をかけるのは必死なのに、
彼は余裕だし(羨ましい)、私も一生懸命見上げなきゃ彼と目が合わなかった。

愛とかじゃないけど、私にとって彼は、私の“永遠の人”かもしれん。
なんだかそう感じたバレンタインデー前の帰り道でした。


そんなバレンタイン。期待の色かくせなかった父(笑)に、
クッション買ってきてあげました。喜んでました(笑)。


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