2006年06月03日(土)/珍奇の食べ物ツリーズ。 |
昨日からの続きです。
まあ今日はまずこれを見てくださいよ。
「乳ブラム」 「珍奇味 食べ物ツリーズ」 わかりやすく「シ」と「ツ」が取り違えられているなあなどと思っていたら…。
一部拡大。
ちょっとわかりにくいのですが、青字の部分が超弩級。 以下に書き出してみます。 皆何も考えずに、今はただこのリリックを味わい、 押し寄せる感慨にそのまま身を委ねてみて欲しい。
ぃ健康す食品きねへは さしに洋たょたひ 品質め天然む ゃ製品ちゐふびニスノ モヒッヌム
ちょっと…! もう、どうしたらいいのか……。 「乳ブラム」もかなりハイレベルだと思いますが、「モヒッヌム」。 何だろう。モヒッヌム。 つぶやいてみる。モヒッヌム。
どうだろう。この音の連なりから生ずる凄まじい脱力感は。 そして、全体を読めば読むほど常人の理解を拒むこの文章のありように、何か宇宙的とでも言っていいようなすごい力を感じます。我々は今、大いなる叡智の一端を垣間見てしまったのか? あまりのことにチャクラが開きそうです。まるで五行からなる一篇の詩のようですらあります。 何か愉快を通り越してもはや愛しさを感じます。 想像してごらん。これを商店で発見したときの私の気持ちを。 笑いが爆発しそうになりながらも必死で堪えて腹が痛くなっている様を。 なのにどうしてもレジに持っていく衝動が抑えられない様を。
さて、包装こそビッグバン的な珍奇味を内包してしまっているこの商品ですが、中身は宇宙味ということもなくいたってまともです。梅の実を干したもので、なかなか美味しくて好きな味だったので、以来、私はたまにこのモヒッヌムを買ってはおやつに食べているのでした。
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