過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

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2004年05月06日(木)/世迷言専門日記。

本日も私信です。

そういえば、私が普段利用しているバスは宣伝メッセージが流れないなあ。昔はあったんですけどいつしかなくなっていましたよ。日頃わりと耳にすることはあっても意味を知らぬままの単語というのは誰しも一つや二つあるものですね。「ベルジュバンス」なる単語は初耳ですが、専門店と後ろにつくからには、
・専門を謳うことができる程度の規模を持つ若しくは種類がある。
・商品として扱うことのできる品物かサービスである。
という2点は確実に言えそうですね。こうなったら仕方ないので(何が)、真実が明らかになるまでは自分で設定を考えてみてはいかがでしょう。

響きから推察するにファッション系の匂いがしますが、ここはひとつ意表をついて金属の名前だったりするのはどうでしょう。ミスリルとかオリハルコンみたいな。我々が名前を知らなかったことからもわかるように、一般には認知されていない希少な金属であり、その品質により4段階の階級が存在するのです。特に上質のものは貴ベルジュバンスとして珍重されており、年々その産出量が減少しているのが目下問題となっています。
そんな中、件の専門店は貴ベルジュバンスのみを扱うこだわりの店で、その世界では老舗として名高く、国内外から上質のベルジュバンスを求める人が続々とつめかけます。加工品のみでなく原石の取引も可能。失われゆく貴重な金属を巡る人間たちの喜びや悲しみ。そんな人間たちのドラマを何十年も静かに見続けてきた専門店主の澄んだ瞳…。
ある日、一人の男が専門店のドアを明けた。長年風雪にさらされたものなのか、彼のかつて持っていたであろう色彩のすべては失われつつあるように見える。その色褪せた男が卓上に置いた袋の中を見るや、いつもは穏やかな店主の瞳は異様な光を帯びた。男と店主の関係とは――?
そして、今日もその専門店最寄のバス停を通過するバスに乗ったハリーさんとは何か関係が――?

よくわからないけどなんかすごいことになってきましたよ。つうか支離滅裂だよ。なにはともあれ、他人事ながら、ベルジュバンスの今後の発展をお祈りしています。

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ヤケパチ |電信家頁

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