2004年03月15日(月)/どっちかというと味方が幻惑された。/戦国無双 |
私と弟は、仕事の時間帯が異なっている為、家であまり顔をあわせることがありません。そこで、ウッカリ戦国無双を入手してひとしきり内容確認をした後、私と同じく戦国無双のことを気にしていた弟に、ブツを入手した旨を知らしめるべく、あからさまにテーブルの上に戦国無双パッケージを置いておき、ご丁寧にもPS2本体の中にソフトをセットしてから出勤してみました。するとどうでしょう。私が帰宅すると、最新の戦国無双情報が掲載されているゲーム雑誌が数冊ほど、いかにも見ろと言わんばかりな様子でテーブルの上に乗せられているではありませんか。むろん、PS2本体内には戦国無双がセットされたままです。そして、いつのまにか服部半蔵が育っています。それからは、日に日にセーブデータが充実しつつあります。このように、互いに顔を合わせぬまま、さりげない語らいを続けている我々です。
私は以前、三國無双をやっていた頃、自分の気持ちに正直に遊びすぎた為、すなわち、自分の好む人ばかりを使用していた為に、陸遜や馬超の能力値ばかりが育ち、ある意味ひどくわかりやすい状態のセーブデータが出来上がってしまい、そのことを弟に指摘されて大変気恥ずかしい思いをしたことがあります。 今回は、決してその二の轍を踏むまいと固く心に誓って、カモフラージュのために、いろいろなキャラを平均的に遊んでいこうと心がけています。…そのつもりだったんですが、最近なんだかだんだんデータに特色が出てきつつあるような気が。伊達政宗や阿国が他の人より抜きん出て育ってきた。どうしよう。このままでは私の気に入りが弟にばれてしまうのは時間の問題です。焦りを感じた私は、かくなるうえは上記2名とは異なるキャラを育てて弟を幻惑しようと思い立ちました。最初の方針と全然変わってない気がするがまあいい。ここは、素直にかっこよい感じの人を育てて攪乱しておくのが上策であろう。というわけで、明智光秀で全シナリオを出現させてエンディングをコンプリートしたのち、真田幸村シナリオに着手したりしてみています。彼らは放っておいても強いので育てる必要性があまり感じられず、結局たいして育ってないですが。長く使っていると愛着がわいてくるもので、当初、真田はともかく、長髪美形明智は目のやり場に困ったものでしたが、だんだん慣れてきつつあり、むしろ己の信念が揺らいだとたんに右往左往して裏切ったり裏切らなかったりするどっちつかずな様には好感すら覚えるようになりました。ほどよいヘタレ具合です。いい感じだ。これなら大丈夫。敵を欺くにはまず味方から。 ところで、私は何故自分を欺いてまで好きキャラを隠匿しようとしているのでしょう? 自分の足取りまでおぼつかなくなってきましたよ。
↓参考画像(壁紙仕様なのでちと重いです)。 真田幸村さん。まともそう。 明智光秀さん。長髪。 阿国さん。かわいい。 伊達政宗さん。小さい。
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