2003年11月27日(木)/類例のない覆われ俳優。 |
そういうわけで、これまでの李連杰氏がどうであったかを確認する為に25作品ほど拝見しました。というか何私のこの行動の迅速さは。怖い。今あっさり「25作品」と書きましたが、それはほぼレンタルなどではなく、だいたいは約一ヶ月くらいの期間で自ら入手したものばかりです。それらが現在李棚を形成。ほんと怖い。人生ってものが。
で、9月20日の日記に書いたとおり、彼は何かと覆われがちであるの情報を得ていたので、実際のところはどうなのかを特に注意して確認したところ、正真正銘見事な覆われぶりであったので驚きました。もう少し細かく言うと、わりと頻繁に服は破けるのですが、服が破けるだけでした。文章にするとサッパリ意味が分かりませんが、本当のことなのだから仕方がない。もう少し補足しますと、「服が破ける」というステップから導き出され得る次なるステップ、即ち「中身が露わになる」という事態には決して移行することなく、本体は覆われたままですべての物事は進行してゆき終焉を迎えるのです。私は、映画方面は全く詳しくないのですが、それでも彼がとても覆われていること、そしてそれが世界に類を見ないレベルにおいてなされているであろうということは即座に了解できました。
当日記で覆われ萌えを自認して憚らぬ私ですが(憚れ)、ここまで頑なだと、たまには露わになっても罰は当たらないじゃないかという気分にもなります。前に日記を書いた時点では、腕等が露わになったことでファンの皆さんがこぞって浮き足立っている様子がとても不思議に思えたものでしたが、今ならば何故そうなってしまったのかとてもよく分かります。むしろ全面的に同意したい気持ちです。あんなに覆われているんじゃあ仕方ない。 何というか、常日頃よりしっかりと堅実に覆われている状態でふとうっかり腕等があらわれると、それがとても稀少であるゆえに、驚きのあまり心拍数が上がったりつい不審な態度をとってしまう感じです。そうしたときの己の心情を顧みると、明らかに普通の状態でない。私はどうなってしまったのでしょう。 それにつけても、連杰氏の、「アクション俳優でありながら二の腕の露出ですら珍重される」というこの面妖な事態をどう受け止めたらいいのやら。確かに面妖ではあるがまったく仕方がないんですよねえ。なんと稀有であることよ。
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