過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

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2002年08月09日(金)/詭道爆走。/三國志戦記

戦法連鎖がどうだの、武将の特性がどうのと、言葉での説明だけを聞くと、何だか難しそうな印象のこのゲームですが、戦闘ではたとえ他の連中が健在でも軍団長さえ倒せば良いので、勝つこと自体は難しくありません。しかし、そんなにアッサリ勝ってしまってはこのゲームを半分も楽しんだことにならないのが曲者です。
自分の好きな武将を捕まえるのがこのゲームの醍醐味といっても過言ではない(いや過言)。徐庶や姜維や張遼を捕まえるためなら5連鎖だろうが6連鎖だろうが、無理矢理にでも知恵を振り絞りますとも。知恵などないはずなのに、何処から出しているんだろう私…。

そんな私なので、ついつい意中のあんちきしょうを捕まえたいばっかりに、そこら中に柵を立てては邪魔な奴(主に軍団長。うっかり倒すと目標を捕まえる前に戦闘が終わってしまうので)を遠ざけて牽制しつつも、標的を連鎖にかけるべく自軍を配するために手間暇をかけたり、自軍の気に入った武将を育てたいばっかりに、どうでもいい部隊まで壊滅させたりで、戦闘時間が長引く一方です。たかが1戦闘に1〜2時間かかったりします。恐ろしいゲームだ。
そんなわけで、主に敵将捕縛のために要らぬ戦闘を長引かせて破壊の限りをつくす我が軍団。「兵は詭道なり」すなわち、「なるべく戦争をせずに勝つのが真の戦略というものであり、戦争をするのは下策の最たるものである」と孫子も言っているのに、まったく肝に銘じておらず、渾身の力で詭道を邁進する私。中華の民大迷惑です。だって、別の陣営に一度登用されてしまったら、そいつを仲間にするには戦闘中に捕まえるしかないんだもの。しょうがないんだもの。
しかし、捕縛するためにたくさん戦法を連鎖させると、与えるダメージ数もそれに比例してガンガン上がっていくのが趣深いです。相手の兵士数が1万くらいなのに、総ダメージ数が10万に及んでしまったりして、そんなに大奮戦したら相手は骨も残らぬのではないかと思わず心配に。余剰分はいったい何を攻撃しているのというのか。でも、憧れのあいつを捕まえるためなのでこっちも必死であり、万難を排して捕縛に必要な連鎖数より心持ち連鎖回数を多くしてみたり。
…歪んだ好意ってやつでしょうか?

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ヤケパチ |電信家頁

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