過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

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2002年05月30日(木)/アイテムコマンドでおくすりを使え(覚え書き)。

久々にRPG(というより無双2以外のゲーム)に触れ、不慣れながらも新鮮な感動を味わいました。コマンドを入力して敵を倒すYO!(だから何)

それで早速昨日の続きです。書き忘れていましたが、幻水3では主人公が3人おり、民族色豊かな衣をまとった血気盛んな様子の若者、真面目そうな妙齢の美しき女騎士、いかにも秘密を山ほど抱えていそうな鬱蒼とした中年男性といった面々がそれぞれのドラマを織りなしつつも、それらが最終的に一つの大きな物語に収斂していく様子です。何しろ幻想水滸伝シリーズといったらシナリオには定評がある感じなので、今回もまた苦しかったり悲しかったり嬉しかったりと沢山感動するに相違なく、その一端が窺い知れるような、深刻でやりきれなさそうな展開がそれぞれに押し寄せているようでした。
ヒューゴというエキゾチックな若者が主人公の状態で、仲間の少年がうっかり殺されてしまった場面で特に顕著なのですが、何だかこの人達は、感極まったときにやたらに「!」を多用して叫んだりなさるのがどうも気になります。そんなに大安売りしたら逆に効果が弱まるのでは?インフレ?レンテンマルク? いやそれはもやりましたが、この前海外の「!」多用を憂えた (大きなお世話)と思ったそばから、こんな身近でもインフレが起こっているとは。しかしよく考えたら幻水は昔から、感情が激したときには盛大に「!」を使っていたような気がしたので今更指摘したところで何にもならないような。
というか、ドット絵の時にはそれほど気にならなかったと思うのですが、無音というか声が付随していないのと、文字が端正な明朝体だったりするのも多少影響しているかと思いますが、あれほど激昂して大量に「!」を放っておきながらも、物語は非常に静かに展開するという印象です。声というのはあるのとないのでは相当違うものなのですね。これでちゃんと音楽が入るとまた違うのかも知れませんが。
しかしそんなふうに感じるのも私が「へいっ!へいっ!ほーっ!」だの「本気で行きます!」だの「ぃヨッ!」だのとさんざん雄叫びまくる騒々しいゲームにあまりに慣れ親しみすぎたゆえかも知れません。まったく思わぬところでとんだ弊害が。幻水3発売日までに何とかRPGに慣れ親しんでおかないと。あと、あのアップになると微妙に恐ろしいキャラクターのポリゴン顔に…慣れるっていうか、いろいろと覚悟を決めなければ…(何の?)。

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ヤケパチ |電信家頁

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