2002年04月05日(金)/マピロ・マハマ・ディロマト |
ライジングインパクト15巻読みました。 私的にはこの巻はリーベルが「おヨメさん」とか言っているあたりが大クライマックスであり、私は、このシーンを読むたびに、律儀にも容態が急変するので全く命がけです。あのくらいで泣いているようではおヨメさんには出来ませんよ。 もう少し一般的なトピックスといったら、東堂院と黒峰方面でしたね。紅葉の無駄に渦を巻くビックリショットを目の当たりにした後、東堂院が真剣にショックを受けつつ、どのように打てばあのようになるのか吟味しており、微笑みが浮かぶのを抑えきれません。そういう問題じゃないだろう。あの渦を巻く動きは、カップへの命中精度等に良い作用を及ぼすとは到底考えられず、せいぜい見るものの度肝を抜いて、心理的な動揺を与えることが関の山であり、むしろリスクが大きいショットなのではないかと思われます。なのに、そのような粗暴な策にあっさりひっかかって動揺するとは…。良くも悪くも純真な若者ですなあ。
おまけ方面も相変わらずの充実ぶりで、いろいろ楽しかったですな。個人的には、央氏もウィズフリークらしいので、うっすら笑顔がこみ上げました。同志よ(生意気)。央氏がやったウィザードリィはおそらくファミコン版のやつだと思うのですが、あれって、パッケージに「Age 13 to Adult」って書いてあったんですよ。 確か、13歳以上向けとかそういう意味です。昔のファミコンなんて、思いっきり児童向けだったというのにその表記は一体。央氏は小学生からはまってたって事は、13歳以前におやりになっていたのですか。ちなみに私はちゃんと13歳から始めましたよWIZ。たまたまですけど。
17巻の余った頁で、書き下ろしファンタジーはどうであろうとおっしゃっていましたが、ものすごく見たい反面、ライジングはライジングとしていろいろ決着をつけて欲しいような気もしますなあ。構想中だという次回作は、どんな作品になるのでしょう? ここはひとつ、「これは創元推理文庫か?」というくらいの、濃厚なバタくさいファンタジーとか見てみたい気がします。コナンとかそういう感じの。どのみち、ジャンプにあるまじき作風というのは終始一貫したところなのでしょうか。まあ、そんなところが大好きなんですが。
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