2002年04月03日(水)/独りよがりの悪あがき。 |
真・三國無双2 設定資料集を入手してから、本格的に無双キャラ絵の練習をしているところです。
ところで、私は昔から余所様のキャラを描くのが大変苦手であります。髪型や服は似せたとしても、そのキャラそのものとは遠くかけ離れた、どうにも違和感の強い似非くさい代物が出来上がってしまうのが常であります。それで毎回、少しでも原典に近づけるべく無駄なあがきをしており、自分の中の妥協点に達するまでは、なるべく世に出さぬようにしています。 そんなわけで練習している無双キャラですが、これがひどく難しくて、とりあえず、現在発表が許せそうな水準に達しているのは、黄蓋、夏侯淵、袁紹などで、50歩くらい譲って曹操、夏侯惇、呂蒙はなんとか合格といったところでしょうか。比較的オヤジっぽいのばかりです。逆に全然駄目っぽいのが、以前の日記にも多少書きましたが、見目麗しい方面の人々です。特に周瑜と馬超が全く似ません。何が足りないんだろうなあ…。もしくは何かが過剰なのか。周瑜なんかは、こう…見てはいけないものを見てしまっているような不穏な後ろめたい感じがどうも出せずに呻吟しております(失言)。夏侯淵や黄蓋なんて一発で大丈夫だったのになあ。 そういえばライジングキャラでも、私が一番描きやすかったのは荒井で、次点は王煉とかビルフォードです。リーベルやトリスタンは全然駄目ですが。この両者については髪型すらイマイチ再現できていない有様。沢山描いてるのに。まあ、オヤジの人々は特徴ある造形をしていることが多いので似せやすいですな。
ここで私が言っている妥協点というのは、私自身が、己が描いたものを、ある特定のキャラだと言い張ることが許せるかどうかという個人的かつ感情的なものなので、自分が合格だと思っていても、他の人が見たら全然似てないこともあり得ます。また、当然の事ながら、描く対象により、特徴が掴みやすいか否か、絵柄が比較的近いとかで自分の得意分野か否か等、諸々の異なった条件が影響してくるので、キャラによって合格点は変動します。 さらに、前々から薄々そんな気がしていたのですが、私の場合、上記のいわばテクニカル(?)な条件に加え、どうやら好きなキャラほど妥協点が高く設定され、しかも、厳しい採点になりがちなようなので、困惑と羞恥を覚えます。例えば、キャラAとキャラBを描いたとして、似度(変な造語)は同じくらいだとしても、自分がキャラAを激しく好んでおり、Bはそれほどでもない場合、Bは恐らく似度が許される水準に達したと感じますが、Aは全然不合格だと感じるのです。 …いや…皆さんもやっぱり、好きキャラを描く時には、より多くのこだわりを持って臨んでいらっしゃいます…よ…ね…?(恐る恐る)
それで無双2の場合、なんか周瑜はともかく馬超がどうもそのう、好きである故に、自分絵の自己採点が厳しくなってしまうパターンに陥ってしまった気配がするので、まったくお恥ずかしい限りです。おかしい。そんなに好きであるという自覚はないんですが。
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