過失軽薄日記
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管理人は現在杭州にいますが、どこにいようとうすらオタク気味です。 2008年頭に帰国予定。大陸に至った経緯は2006年3月22日あたりをご覧ください。

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2002年01月16日(水)/愉快用語頻出に御用心。

昨日、非常にゴリゴリと進めたにもかかわらず、依然として余裕で仕事が間に合わなさそうだ(矛盾っぽい)。
そんなときに限って、昔世界史で習った「ひげ税」とかを思い出す。しかも、資料図版として教科書にあわせて載せられていた、「ひげを刈られる貴族」の絵も一緒にだ。ピョートルもろくな税を取っちゃいない(この言い草は何様ですか?)。思えば世界史は、妙な語感の用語を数え上げたら枚挙に暇のない、魅惑に満ちた蜜溢るる分野であった。
愉快名の筆頭としてはやはり「ヌルハチ」を推したいが、他にも埋もれさせるには惜しい逸材がいくらでも挙げられる。

「ムラービト朝」…この王朝を作った「ベルベル人」も
  わりとうろんげな語感で捨て難い。
「セポイの乱」…当事者のセポイさんたちには悪いと思うが、
  ついじっくりと語感をかみしめたくなる。セポイ。
「プガチョフの乱」…当事者のプガチョフさんには
  悪いと思うが(中略)。プガチョフ。
「フスの火刑」…火刑に処されたフスさんには申し訳ないが、
  フスって言われても。
「憤死」…学生は皆、世界史の学習によりこんな素敵な
  言葉があることを知るのであった。
  世界史の中でも最高の謎として名高い。
  怒りすぎて死ぬって一体。
「完顔阿骨打」…見るだに痛そうな名前と言う着眼点において、
  他に類を見ない。
「米騒動」…世界史用語ではないが、捨て難い。
  思うに「食べ物名」+「騒動」がよくないのであろう。
  プリン騒動とか、イチゴ騒動などがあったとしても、
  名称から受ける印象だけで判断すると、
  とても真面目に騒いでいるとも思えない。

なんか焦燥が極まるあまりに、思考内容もとりとめがなくなってきたようです。ああ。これでブツができたとしてもまだ動作テストと資料がまるきり手付かずだよ。テストはいいとして資料まで間に合うかなあ。だいたいよく考えたら、ソースコードだけ渡されて、仕様書はないなんてけっこう無体なんじゃなかろうか?それさえあったらいろいろ楽だったのに。

ところで、ひげ税のことをより詳しく知るために、ネットで検索したので、ご参考までにURL紹介を。

ひげを刈られる貴族の画像(真ん中らへん)
ひげ税(ページ内「ピョートル大帝」の項)
ピョートル大帝
↑これを見るに、彼ときたらとんだハジケ皇帝だった様子。ひげ税だけじゃなかったのかよ〜(微笑)。ピョートル、あんたって人は。あんまりなので、なんか一歩間違うとファンになりそうだ。
ファンになっている場合ですか。

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ヤケパチ |電信家頁

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