、まとめ
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こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
2006年02月03日(金) |
ハガキにみえて、ハガキじゃない。 |
今日、我が家にも松下さんからの手紙が到着。
いくら自分の作ったものとはいえ、
過去の過ちについてここまで対応しなくてはならないのかと、
いろいろな思いがよぎる。
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で、この手紙。
松下と郵便局の特別な契約で配達するのかと思っていたら、
「配達地域指定冊子小包」って書いてある。
「配達地域指定郵便」という郵便は、
「配達地域(丁目単位)の全戸に配布する宛名なし郵便」で
制度としては昨年の9月にできたみたい。
配達するものが定型内・定形外郵便物である場合は、
「配達地域指定郵便物」(タウンメール)といい、
小包になると、冊子小包だけが
「配達地域指定冊子小包」(タウンプラス)となる。
今回は冊子小包になったようだけど、
これはどう見てもハガキ。
ハガキでも小包、いいのそんなこと?
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職業柄、約款類を見ることに抵抗はないので、
郵政公社のホームページで調べてみた。
日本郵政公社の内国郵便約款によると、
小包郵便物は、
「信書・・・以外の物・・・を内容とする郵便物」(約款42条)
信書は
「特定の受取人に対し、差出人の意思を表示し、又は事実を通知する文書をいいます。」(約款42条/郵便法第5条第2項)
つまり、「こあら宛」のような、特定の受取人を指定しない文書は信書にならない。
信書にならない文書を運ぶ郵便は小包。
だから、このハガキ状の物が小包郵便でもいいらしい。
次に、このハガキに見える郵便物が「冊子」かどうか。
冊子小包の定義が、
「冊子とした印刷物その他の印刷物・・・を内容とする小包郵便物」
(約款「料金表」)
なので、大きさの条件を満たせば、
印刷物であることをもって、冊子小包としていいようだ。
だから、このハガキ状の物が冊子小包郵便でもいいらしい。
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そんなわけで、配達地域指定冊子小包の謎は解けた。
たぶん、冊子小包にした一番の理由は、料金の安さだろう。
それでも、最低1枚18円かかるけど。
松下さんも、大変だなぁ・・・。
うちも気をつけよう。