、まとめ
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こあらの見た風景(要はブログ)
スタートしました。
最近、風邪だ〜連休だ〜研修だ〜と続いていたため、
なんとなくリズムがバラバラ。
こういう日に、勤労意欲がわくでなし、どうしようかと考える。
こういうときに役に立つのが六法全書。
これを読んでいれば、いちおう仕事をしている雰囲気が出来る。
そんなときに目にとまったのが、国民の祝日に関する法律。いわゆる、祝日法だ。
11月の3連休は偶然の産物なんだけど、
最近、「連休を増やそう」ということで法改正が続いている。通称「ハッピーマンデー」だ。
来年からは対象祝日が2つ増える(海の日と敬老の日)のだが、
移動しない祝日はどうなるのだろう・・・ということが気になった。
ハッピーマンデー対象ではない祝日のうち、元日と天皇誕生日は動かしようがない
(実は大正天皇の天皇誕生日(=天長節)の祝日は移動していたんですけどね)。春分・秋分は太陽が決めること。
ゴールデンウィークに関連する祝日をもし移動したら、
世間から総スカンを食らうのは間違いないから、ここをつつくことはないだろう。
あるとすれば、5月1日を祝日にするくらいだな。
(ここを祝日にすると、前後が自動的に「国民の休日」になるため、GWの無条件7連休が確定する)
そして残りが、2月11日。11月3日。11月23日。
それぞれ戦前には「紀元節、明治節、新嘗祭」の祭日(=天皇家のお祭り)だった日。
2月11日は、2002年2月11日のこあらの日記を。
11月3日は明治天皇の誕生日。
大正時代になり一旦「平日」になったけど、
明治の遺徳をしのぶ日にしようと大正年間に運動がおき、昭和になり明治節として復活。
11月23日は新嘗祭(にいなめさい)。
その年に収穫した新米を、天皇が神々と共に召し上がる神事のこと。
11月23日になったのは、明治時代の旧暦から新暦への変更のせい。
もともと新嘗祭は、旧暦11月の2回目の卯の日だった。
それが、明治6年(太陽暦初年度)になり、旧暦11月の2回目の卯の日を
新暦に直すと、その日が翌年になることが判明。
新嘗祭は収穫の感謝祭であり、正月を越した後に感謝祭をするのは不都合・・・
というわけで、旧暦11月を新暦11月と読み替えて、
11月の2回目の卯の日である11月23日にお祭りを行い、
そして翌年(明治7年)も同じ11月23日に行ったので、
宮中の新嘗祭は11月23日に行うことに。
ちなみに、天皇が即位していちばん最初に行う新嘗祭を大嘗祭といいます。
今上陛下の大嘗祭も11月23日の深夜から24日にかけて行なわれました。
これらの祝日、由来が由来だからたぶん動くことはないんだろう。
連休が増えるのは悪くはないけど、週の真ん中の休みも捨てがたいんですが。